中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の
筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した
りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 オリンピックも終わり、落ち着いた感のある中国ですが、近隣諸国、特に日本か らいろいろ言われます。 「だから中国はダメなんだ」「中国なんて嫌いだ」 言うのは簡単。 日本も中国からはいろいろ言われているからね。 だが中国に住んでいる私から言わせると、中国のこと批判するよりも、もっとう まく立ち回ったほうが日本にとって得だろうに、と思う。 今の日本の経済は中国に大きく依存しているので、中国と完全に国交を断絶する なんてことはナンセンス。 考えてもみて欲しい。 中国は日本のルーツであり、漢字の国だ。今でも日常的に漢字を使っているのは 世界的に見ても中国と日本ぐらいしかないのである。(台湾は歴史的な経緯を考 慮すれば、中国の一部という認識で) 発音は違うので会話は難しいかも知れないが、漢字を書いた筆談なら、なんとか コミュニケーションができてしまう。飛行機でわずか二時間以内で到着する近く に、我々日本人以外に漢字を使う国がある、という事実を再認識すべきだ。 私が漢字にこだわるのは、漢字という文字は、物事の意味を深く表すことのでき る画期的なモノだと思うからである。日本人は幼い頃から漢字を学んでいるので、 直感的に漢字を理解できるが、欧米人はそう簡単にはいかない。 空港のトイレには「洗手間」と書いてある。 日本人は直感で「お手洗い」だな、と理解できる。「手洗」という二つの漢字が 含まれているからだ。空港では英語表記もあるから欧米人でも問題ないだろうが、 一歩空港を出たら英語併記の場所は限られてくる。 漢字を理解できない外国人にとっては、まさしく「未知の国」状態であろう。 我々日本人の名前だってそうだ。 姓名の順序で表記されるのは日本人や中国人にとっては当たり前の事である。 欧米のようにひっくり返るのはどうもなじめない。 我々日本人や中国人にとってまず第一に大事なことは「家族」である。だからフ ァミリー・ネームが最初に来る。その後に来るのが自分の名前だ。 例えば「田中一郎」さんなら、「田中」というファミリーに所属している「一 郎」という個人、という意味に他ならない。 「田中一郎」が有名になり、社会的に「優れた人物だ」と評価されたなら、それ は「田中」家にとって名誉なことであり、友人知人に自慢話ができる。 子供に名前をつけるときも、漢字自体の意味あいを考慮した上で親が命名する。 一文字ごとの意味を理解した上で決めていくのだから、スゴイことだ。 アルファベットではこうはいかない。 一部の欧米人が漢字の入れ墨にこだわるのは、漢字自体が持つ意味の重大さに魅 せられるからなのかも知れない。 PR バスに乗るとホッとする。 昔は目的の停留所でちゃんと降りられるかどうか緊張したものですよ。 今は、どの路線を乗り継げば、コストパフォーマンスが良いか瞬時に判断できる ようになりました。 バスに乗ってプラスチックの座席に座ると、結構平気で居眠りします。 運転手に起こされたことも何度かあるし・・・。 小銭が無いときは近くの商店でタバコを買って両替します。 先日、携帯電話を家に忘れた時は、商店の中にある公衆電話を使って、あちこち に電話をかけまくりました。結構なんとかなるものです。 おかげさまで日常会話では、妻の友達とでもなんとかコミュニケーションをとれ るようなレベルになりました。問題は部下との仕事上のコミュニケーションです。 部下に仕事を任せるとき、少々込み入った内容のものは無理だろうとあきらめて、 結局自分でやってしまいます。 簡単な仕事でも工場の都合で何か問題が発生したら、結局私が出向いて対応して しまうことが多いです。 これは部下を信頼していない、部下の能力が低い、といった理由ではなく、問題 を早く確実に解決したい(しなければならない)から、自分で処理してしまうわ けです。 でも、私の体は一つしかありませんから、仕事が重なった時、どうしても部下に 任せざるを得ない場合があります。 しかし、何事も予定通りには進まない中国の仕事。部下だけに任せていたつもり でも何かしらの問題が生じます。 でも、最近は問題が起きたって動じなくなりました。 そんな自分に気がついた時、「中国の生活にも慣れたなぁ」と思うようになりま した。 「問題が起きるのは当たり前」「それをなんとか解決するのが自分の仕事」 なんとかなるものです。実際なんとかなってますし。 中国での生活はまだまだ続きます。これからも発見の毎日です。 【シマンテック Ghost】 ハードディスクのデータをバックアップするソフト。 ご承知のように、先日ハードディスクが故障して交換したものの、アプリケーシ ョンやデータのお引っ越しにとんでもなく時間がかかったので、もうちょっとな んとかしたいと思い導入。 このアプリケーションは普通にインストールしてもあまり意味がない。 Windowsの性質上、稼働中のシステムファイルはバックアップができないし、何 よりもWindowsが立ち上がらないような状況になったら、インストールしたプロ グラムが動くハズがないわけで・・・。 そこで、GhostのCD-ROMはそれだけでブート(起動)可能なCDになっている。 使う時は必ずCDから起動するのが正しい使い方。 CDから起動したら、ハードディスクのCドライブをまるごと別のハードディスク にコピーする。ただし、Cドライブをまるごと保存できる容量の外付けハードデ ィスクが手元に無いので、パーテーションを切った(内蔵のハードディスクを領 域分割した)別のEドライブへ保存している。 万が一CドライブがウイルスやスパイウェアにやられてWindowsが起動しなくなっ た場合、Eドライブのファイルから復活させる、という仕掛けである。 過去の経験からハードディスク全体が動かなくなるような状況というのは、寿命 や物理的な衝撃を与えたときぐらいなので、通常はこの方法(同じハードディス クの別パーテーションへデータをバックアップすること)でも充分役に立つだろ う。 お小遣いが貯まったら、外付けのハードディスクを買い足せばいい。 ただ、毎回CD-ROMから起動するのは面倒で、なおかつCD-ROMドライブがいつ故障 してもおかしくない状態なので(読み取りエラーが多い)、本日、USBメモリに MS-DOSとGhostのプログラムをインストールし、USBメモリからGhostを起動でき るようにした。私の青春時代はMS-DOS全盛であった。config.sysやautoexec.bat を書き換えたりするのはお手のモノである。 一応、毎週金曜日の夜を「バックアップの日」としている 転ばぬ先の杖。吐いた胃液は戻らない(by鶴太郎)。 備えあれば憂いなし。馬の耳に念仏。豚に真珠。猫に小判。(いや、それ違う し・・・) |
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プロフィール
HN:
大連太郎
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/06/09
職業:
技術職
趣味:
インターネット、DVD鑑賞
自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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