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中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の 筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
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初めて大連に来たのが4年前。
あの時は今とは別の会社に勤めていて、上司の命令で連れてこられたんだっけ。初めての中国はとっても面白くて、気がついたら大連の会社に転職してた。

それがブログのタイトル通りの「印刷工場」なわけだけど、印刷と言ってもいろいろある。チラシや雑誌、紙器(紙箱)、紙袋、シールなど。
ウチの会社は一通りやってるけど、中でも多いのは、紙器と紙袋。

紙器はいわゆる紙を使ったパッケージのこと。
例えばデパートでよく見かけるお中元やお歳暮の化粧箱。ああゆう季節モノの商品は時期が決まってて大量に必要だから、低コストに抑えておくに限る。
低コストなら中国だ、という発想で安易に中国企業に発注すると泣きを見る。

例えば中国国内で売られている、とあるボールペン。日本のそれと比べて「書き味」がよろしくない。インクもすぐ出なくなる。安いから仕方ないと言えばそれまでだが、一方で今日本で売られているボールペンの多くは中国製。中国製だからと言って書き味が悪いとか、そういう事は無い。

同じ中国製でこの違いは何か?

要するに「品質管理」の違いだ。
日本に輸出している製造工場では、日本式の品質管理が厳格に行われている。
材料の選定から製造の現場での調整まで。徹底した品質管理。
同じ大連・経済開発区の工場で生産管理をしてらっしゃる方がおっしゃったこと。

「中国製だからコストが非常に安いから日本製より多少品質が悪くても許される時代はとうの昔に終わっている。今はコストだけでは勝負できない。むしろ日本より納期がかかる分、日本製以上の高品質と低コストでなければ勝負できない。」

まさしくその通りだと思う。

私のような日本人が中国の工場で生産管理をやっているのは全く同じ理由からだ。
日本人として日本の消費者が要求する品質は熟知している。だから製造の現場で常に立ち会い、品質を管理する。問題があれば改善し解決する。それが私の仕事。

納期に製品を出荷した時は、本当に物作りの達成感を感じる瞬間。

さて今日も一日がんばりましょう。
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プロフィール
HN:
大連太郎
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/06/09
職業:
技術職
趣味:
インターネット、DVD鑑賞
自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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