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中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の 筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
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Cドライブの残り容量が3GBと表示されていた。
明日からの仕事を控え、このままでは非常によろしくない。
なので、データのバックアップをすることを決定。


通常なら外付けのハードディスクドライブ(250GB)にデータを移動して終わりな
のだが、外付けドライブ自体もほぼ満タン。空きは500MBを切っている。
というわけで、まずは外付けハードディスクのデータをDVD-Rへバックアップす
ることにした。
DVD-Rの容量は4.7GB。実際は4.5GBぐらいと思ったほうがいい。
一枚書き込むのにベリファイを含めて約30分。作業中はPCにはいっさい触れない。
結局7枚合計30GB以上のバックアップを終了。


この後、ノートPC本体のハードディスクから外付けハードディスクへデータを移
す。
データはこの間のコマーシャルの映像データや音声データ。
順調にデータの移動が進んでいたのだが、最後にどうしても移動できないデータ
があった。
MOVE(移動)だからダメなのかと思い、まずはコピーをしてみようとマウス右クリ
ックで「コピー」→「貼り付け」操作をしてみた。「コピー先のディスクの空き
容量が足りません」みたいなメッセージが表示される。


20GB以上空いているのだ、そんなバカな話があるか!


何度操作してみても結果は同じ。
もしや、ウイルスか?


Googleでいろいろ検索した結果、ウイルスではなくファイルシステムの問題だっ
た。
Windows XPでは通常「NTFS」というファイルシステムを使っている。ハードディ
スク上のファイルを管理する方式の名称だ。ところが、Windows MeやWindows98
などの古いWindowsではFAT32というファイルシステムを使っている。
外付けのハードディスクは通常古いWindowsでも使えるようにFAT32で初期化され
出荷されている。
WindowsXPでもFAT32は利用できるのだが、FAT32では4GB以上の巨大ファイルを
取り扱えないという欠点がある。
今回コピーしようとしたのは9GBの映像ファイルだった。コピー先の外付けハー
ドディスクがFAT32だったため、コピーが中断されていたのだ。


GB(ギガバイト)単位のファイルが当たり前のように扱われる現在。10年前の
Windowsでは対応できない。
なんともすごい時代になったものだ。
私が大学4年の頃、初めて40MBのハードディスクを買ってきた時、その大容量に
感激したものだったが・・・。
デジタル一眼レフカメラのコンパクトフラッシュ(CF)カードは1GBと2GBのものを
使い分けているが、一回の取材で1GBを使い切ることもある。(後で写真の整理
が大変だが)
USBメモリーも1GBでは雑誌の仕事には使えない。
記事数ページ分のデータは数GBある。持ち運び用のハードディスク(移動硬板)は
必須だ。
日本にいた頃は気軽にハードディスクを買っていたが、中国では当時にはほど遠
い収入なので気軽には買えない。
今度日本に行った時は実家に置いてある大量のハードディスクをなんとか持って
きたいと画策しているのだが・・・。
いや、やはりTB(テラバイト)級のハードディスクを買ったほうが省スペースで手
っ取り早いと思われ・・・。


その前に家買ってよ、と妻から嫌みを言われそうな今日この頃・・・。


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今日は正月なので妻が好きなモノ食べていいよ、と言う。
餅が食いたかったのだが、マイカルで買ってきてもオーブンが無いので焼けない。
となると外食だが、本格的な和食料理屋は何気に遠い処にある。第一外は寒いの
で遠出はしたくない。
なので、結局「ぎょうざの王将」で食べることにした。
三人で行こうと誘ったのだが、外が寒いから子供はダメ。で、結局私一人で行く
ことに。


店内は日本人らしき客は見あたらない。
正月だし、皆さん日本へ帰っているんだろう。
年末年始特別サービスでアサヒビールが半額と書いてある。
料理を注文した後、そのアサヒを頼んだのだが無いと言う。うーむ、なんだか
なー。
ま、いいや。北京ビールを注文。


小説を読みながら食事。行儀がよろしくないことこの上ない。
でもこのスタイルのほうがゆっくりよくかんで食べるから消化には良いのだ。


食べ終わったところで家で晩酌するのに何かつまみが欲しくなった。
あ、そういえば妻にも何かお土産買ってかないとな・・・。
ということで近所のKFCでフライドチキンを買う。


未だにちゃんと商品名を言えない。
「原味的鶏肉」とか言ってメニューの写真を指している。
日本なら「オリジナル・チキン」と言うところだ。
あとはフライドポテトだが、これも「土豆」ぐらいしか言えない。「油で揚げた
土豆」と言えばたぶん完璧なんだろうが、わからん。
妻に尋ねたら「シューティアオ」とか言ってた。今度はがんばって言ってみよう。


妻が隣でチキンを食べている。結婚した時から一度食べてみたいと言っていた
KFCのチキンだ。
妊娠しているときは結局食べなかった。妻は吉林省の出で、農村部の平均収入は
大連のそれに比べてかなり低い。まじめに働いても月給500~600元である。
KFCのチキンは一個7.5元。3つも食べたら軽く20元は超える。
前にも書いたかも知れないが、大連の庶民の感覚では1元=100円ぐらい。吉林
省の農村部になると1元=300円ぐらいの感覚である。20元のKFCのチキンは
6000円ぐらいの感覚なのだ。いかに高価な食べ物かご理解いただけるだろうか。


大連に住み慣れた今でこそ20元は大連感覚の20元だが、それでも2000円ぐらい。
ちょっと贅沢な食事には違いない。
KFCやマクドナルドは日本では今でこそ学生が気軽に食べるファーストフードに
なったが、オープンした当初は家族でちょっと贅沢をするためのお店だった。子
供の頃、親に連れられて初めて食べたときのおいしさとその感動は今ではもう忘
れかけていた。
しかし、「とっても美味しい」と言いながら食べている妻を見て、日本人ってい
つのまにか豊かになって、それが当たり前になってたんだなぁと思わずにはいら
れなかった。豊かになることは悪いことではないのだが、それが日常になってし
まうと、豊かであることのありがたさとか感動とかを忘れてしまいがちになる。


中国は成功と発展途上が同居している国だ。
私はほとんどゼロから中国で再出発している。
ブログをご覧になればお分かりのように、日本ではもとより中国に来てからもく
じけそうになったことは何度もあった。
家族や周りの人に支えられてここまでなんとか来られた。(皆さんありがとう)
日本ではおそらく結婚もましてや子供を持つことも難しかっただろう。
でも中国に来て文字通りの「幸せな家庭」を持つことができた。
2008年を迎えるにあたり、関係者の方々にこの場を借りて感謝いたします。


お父さん、お母さん、ありがとう。
社長、いつもありがとうございます。
中国のことをいろいろ教えてくれるお友達の皆様、ありがとう。
妻と子供に、幸せな家庭をありがとう。
最後に、私に生きる希望とチャンスを与えてくれた中国に、多謝。


<追記>
妻が食事している間、私は子供をあやしている。最近「あー、あー」とやかまし
い。
妻が食べ終わったホネを子供の手に握らせると、子供はそれをしゃぶる。
しゃぶっている間は静かである。なるほど、これは良い方法だ。
要は何かしゃぶらせておけばいいわけだ。他にも応用できそうである。

遊園地でロボットの馬からくだみたいのに乗ってる私。
私が乗っているのは目的地までてくてくと歩くタイプの乗り物。
途中ゲームコーナーの前を過ぎるとき、開発区の眼鏡屋さんの店長さんが居たり
して(なぜか彼はゲームコーナーの店長をしてる)、「よぉ、こんにちは。元
気?」なんて挨拶をかわす。


しばらくするとその乗り物は目的地に到着。
私と子供は乗り物から降りる。
その後、カメラはその乗り物を追う。
てくてくと歩く乗り物。
柵を乗り越え落下。
その下には大きな滑り台があって、乗り物は女性を直撃。
血が飛び散る衝撃的な映像。
そこら中で悲鳴が上がる。


私もすぐに駆けつけ、女性を見る。どう見ても死んでしまっている感じ。
おろおろしながらも119番で救急車を呼び出すことを思いつく。
携帯電話で119と打つ。「おかけになった番号はお客様の電話からは通話できま
せん。」のメッセージ。
ちくしょう!と吐き捨てながら、先ほどのゲームセンターまで走る。
店長に電話の場所を訊く。
電話、あった!
受話器を取り、119を押す。
泣き叫ぶ子供たち。
オレの乗った馬(らくだ)のせいで・・・


泣き叫ぶ子供たち・・・


ん?子供が泣いてる。


で、目が覚めた。


夢で良かったと思う瞬間。
最近、この手の悪夢が多すぎる。
毎度、子供の泣き声で起こされるわけではないが、自分が抜き差しならぬ状況に
追い込まれるという点が共通している。
どうしよう、どうしよう・・・とパニクっているうちに目が覚める。夢で本当に
良かった、というオチ。


自分なりに夢分析すると、たぶん仕事や家庭でプレッシャーにさらされていて、
それがストレスになっているのだと思う。
今日は日曜日だが、今から工場で立ち会いの仕事がある。
なんとか間に合って良かった、という内容の仕事。最近、納期ぎりぎりまでやき
もきさせられる仕事が多い。
昨夜は子供が熱出して泣きじゃくっていて、大変だったし。(予防注射をしたせ
いで熱が出た)


さて、仕事行ってこよう。




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1970/06/09
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中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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