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中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の 筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
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オフラインのウイルス駆除ソフト、意外と無いもんだね・・・


外注で使っているデザイナーのパソコンがウイルスに感染した。
前にも同じことがあって、OSの再インストールをしたそうだ。
彼の自宅兼作業場にはネット環境が無い。
ウイルスは大抵ネット経由で進入してくるから、「ネットにつながない」という
のはある意味正しい対応だ。日本の知り合いのデザイナーも敢えてネットにつな
がず仕事をしている。


ところがウイルスの進入はネットばかりとは限らない。
CD-RやDVD-R、USBメモリや持ち運び用ハードディスクドライブなど、デザイン素
材はさまざまなメディアで持ち込まれる。
もちろんデザイナーが使っているパソコンには強力なウイルス駆除ソフトがイン
ストールされているのだが、私の持ち込んだ移動用ハードディスクドライブは感
染してしまった。


なぜこういうことが起こるのだろうか。
ウイルスは日進月歩で進化しているプログラムである。
OSやウイルス駆除ソフトのセキュリティの甘い所を見つけては、次々と新しいウ
イルスが開発される。
ウイルス駆除ソフトは最新のウイルスに対抗するためには、最新の「定義ファイ
ル」を必要とする。
最新の定義ファイルがあれば、新種のウイルスでも駆除できる。


ここで問題なのは新種の定義ファイルはネットワークにつないだ状態でないと供
給されないという点だ。
つまりオフラインのパソコンでは定義ファイルが更新されていないので最新のウ
イルスに対して無防備である。
デザイナーのパソコンがウイルスに感染してしまっていたのはこのためである。


一度感染してしまったパソコンはネットにつながないとウイルスを駆除できない。
なんとも皮肉な話である。
ネットにつながなくともオフラインでウイルスを駆除する方法はないものか?
究極の手段はハードディスクの初期化&OSとソフトウェアの再インストールであ
る。
しかし、それでは時間がかかりすぎて面倒だ。
別の場所で最新の定義ファイルだけをダウンロードして、USBメモリ等からそれ
を問題のパソコンにインストールできないものだろうか?ウイルス駆除ソフトの
種類によっては定義ファイルだけあとからロードさせることができるものもある。
しかし、世はネット時代。オンラインでないと正しく定義ファイルをロードでき
ないウイルス駆除ソフトが多い。


去年までは「Antidote」と呼ばれるオフラインでも使用できるウイルス駆除ソフ
トがあった。
しかし、現在は更新が止まってしまっている状態だ。これでは最新のウイルスに
対応できない。
唯一ましかなと思ったのがマカフィーのStingerというソフト。


http://www.mcafee.com/japan/security/stinger.asp


流行っているウイルスのみに対応した駆除ソフトだ。
これをオンラインのパソコンでダウンロードして、USBメモリ経由で問題のオフ
ラインのパソコンにインストールする。既にインストールされている駆除ソフト
と組み合わせて使えば、万全とは言えないまでも、相当数のウイルスを駆除でき
ると思われる。
今度、仕事の時はコレを持っていってみるとしよう。


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まずは大商へ向かう。
もちろん乗り合いタクシーを使う。
やはり便利だ。
子供が生まれてからは、なまじ日本で使っていたためにマイカーの必要性を痛切
に感じるが、郊外のショッピングセンターならいざ知らず、市街地のど真ん中で
ある大商みたいな場所へ行く場合は、マイカーをどこに駐車するのか?という問
題がつきまとう。
たくさんの買い物をしたとき、マイカーならたくさん積めて便利、という意見も
あるだろうが、タクシーだってトランクにたくさん荷物を積めるし、アパートの
下に車を停めて荷物を部屋まで持っていくという点ではマイカーだろうがタク
シーだろうが条件は同じである。
日本のように一戸建ての我が家の車庫へ停める、あるいは、マンションの地下の
駐車場に止めて、マイカーからおもむろにカートを出して、エレベータまで荷物
を運ぶ、といったようなハイソな環境でもない限りマイカーのメリットは享受し
にくい。


マイカーがあったら便利だと思うのは春節の帰省時だ。
列車の切符は取るのが大変で、仮に取れたとしても狭い寝台で半日我慢しなけれ
ばならない。
子供が泣き出したらどうしたもんだろう。
バスは論外。
飛行機は速いけど航空券は安くない。
マイカーなら妻の実家まで8時間ぐらいである。
8時間の運転というのは日本に居たときも実家までの帰省でやった経験が何度も
ある。
途中でしっかり休憩すればできない話じゃない。長距離バスの運転手だってでき
てることじゃないか。


しかし、実家への帰省のためだけにマイカー購入というのは無理。
日常的にニーズがないと。あるいは部屋を購入したあとでお金が余っている状態
でもないと・・・。
年収の30%ぐらいが適正な購入価格らしい。とすると車種は極めて限定されて
くる・・・。
(買うつもりでいるし・・・)


話を戻そう。
大商で買ったのは金の腕輪。
縁起物、というか結婚する女性にプレゼントするものらしい。妻が自分の古い金
のネックレスを下取りに出して、若干の差額を払って購入した。本当は子供の腕
輪も購入したかったのだが、高いので今日は見送り。買うのは次回かな。


目的その2はカメラバッグ。
母親からカメラをプレゼントされて大喜びしたのはいいが、以前のバッグでは手
狭になってしまった。
キャノンのカメラを使ってるのにバッグはニコンなのも「なんだかなー」だった
のでキャノンバッグを買うのが目的。
大商の貴金属売り場のすぐ近くにデジカメショップがあって、そこでバッグを見
せてもらった。
一眼レフカメラ2台とハンディカム1台を同時に収納できるバッグは無いとのこ
と。バラバラに3つ買うことになる。3つで500元。即座に妻が却下。


友好広場近くのキャノンショップへ移動。
ここは大連でも有名な(というか唯一の)キャノンショップ。お店の2Fに行く
とバッグや三脚が並んでいる。
以前三脚を買うのに電子城めぐりをして苦労したが、初めからここへ来ればよか
った。
カウンターのおじさんにカメラ3台を見せて、これを全部収納できるバッグを探
してもらう。
2台までは同時に収納できるバッグはあるのだが、3台一緒にとなるとなかなか
見つからない。
するとおじさん『Canon』とロゴの入ったリュックサックを出してきて、「これ
でもいいか?」と訊ねる。
「看一下」実際にカメラを収納してみる。
おー、入ったじゃん。


価格は160元。さっきのざっと3分の1だ。
妻が横から一言。「ハンディカムが入る小さいバッグも欲しい」
ハンディカムだけでも持ち歩きたいこともあるから妻の言い分もごもっとも。
棚から小さなバッグが出てきた。
ハンディカムがすっぽりと入る。良い感じだ。
値段は80元。
ここからは妻の出番だ。
一緒に二つ買うから安くして、と交渉。
二つで200元ということで話がついた。


これで撮影の仕事の際の準備は完璧だ。
一眼レフ2台とハンディカムを持ち歩くのは日本のカメラマンなら普通(あるい
は機材としては少ない)かも知れないが、大連でそういうことやっている人はそ
うそう居ないだろう。別に機材の数で仕事の出来が大きく変わるわけでもないが、
仕事というのは失敗できないわけで、予備の機材があるというのは安心感につな
がる。
先月、デジカメが一台壊れた時は本当に苦労させられた。


失敗から学ぶのが人間だ。転ばぬ先の杖。






先日の極真カラテのイベントで客待ち時のBGMを用意する必要に迫られた。
通常この手のものはPCで音楽を編集してCDを焼く。
通常のイベントなら普通にチャイナPOPのCDを買ってそれを流すのが一番手っ取
り早いが、なにしろ極真カラテであるから色恋を歌った音楽を流すわけにもいか
ない。著作権の問題もあるしね。
仕事柄、ライセンスフリーの音楽はまとまった数を持っている。その中から力強
い感じの曲を選んだのだが、いかんせん録音している時間がない。イベント前日
の夜の話である。朝5時には起きて出発しなければならないのだ。


別にCD焼くだけでしょ?と思われるだろうが、CD-RはPlayerとの相性が発生する。
最悪再生されないこともある。
だから信頼性の高いMDに録音しておけばいいのだが、60分の音楽なら60分き
っちりかかる。
しかも曲間が十分に空いていないとトラック番号が自動的に付かなかったりして
具合が悪い。
そこで思いついたのがMP3机(MP3 Player)を使うという方法。
MP3机ならば、MP3ファイルをそのまま転送できるし、60分の音楽を転送するのに
60分かかったりしない。


実際にやってみたところ簡単だった。
1~2分で音楽は転送完了。
翌日は11時頃からBGM再生開始。
ループ再生モードにセットして、夕方5時の終演までずっと再生しっぱなしにし
ておいた。
バッテリー駆動でも6時間ぐらいの連続再生は屁でもない。
一つだけ注意しなければならないのは操作確認音(BEEP)を切っておくことだ。
会場で大音量で「ピッ」と鳴っていてはやかましくて仕方がないから。


本日はMP3机の中身の入れ替えである。
イベントは終わった。
開発区←→市内を往復するときは暇なので音楽を聴く。
そんな暇があるなら本でも読んで勉強しろ、という声が聞こえそうだが、揺れる
バスの中での読書はお薦めしない。
音楽を聴きながら寝るに限る。
アルバム10枚ほどを転送。実に簡単。
充電も完了したし準備万端である。



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HN:
大連太郎
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男性
誕生日:
1970/06/09
職業:
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趣味:
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自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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