中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の
筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した
りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 中国人にとって春節は特別な意味を持つ。 実家に帰り家族と一家団欒で過ごす数少ない休暇だ。 だから中国の企業は春節期間は一斉に休業となる。 しかし外国企業にとって春節は関係がない。 特に中国でモノを製造し海外へ輸出する外資系企業にとっては国を挙げての長期休暇は難儀なことこの上ない。 そういう場合はどうするのか? 特別手当を出してでも操業しようとする。 ボーナスは通常の三倍以上の賃金。これで従業員が帰省するのを引き留める。 しかし、私に言わせれば、はじめから春節を計算に入れて操業計画を立てるべきだと思う。春節は国を挙げて休むのだから皆休めばいい。 皆が休みの時働くこと程切ないことはない。 中国で仕事をするのであれば、中国のやり方に従うべきだろう。 PR たとえば不動産など、契約期間の基本単位は一年である。 電話線やインターネット回線などもそうだ。 だから事業を立ち上げたら最低でも一年間は継続するだけの資金が必要だ。 中国へ投資をして自ら起業する場合、資金繰りをしっかりしておかないとあっという間にショートする。 この辺りの判断を見誤って撤退する日本人が実に多い。 仕事の進め方についても注意が必要だ。 すべてにおいて日本とは違う。 まず日本の常識は中国の非常識だという認識に立って事を進めなければならない。 日本と同じクオリティの仕事を期待するのであれば、貴方自身か貴方の信頼できる部下が常に立ち会う必要がある。そして一つ一つの仕事の手順を確認し、根気よく指導していかなければならない。 もし、立ち会いが無ければ結果は悲惨なものになる。 私はすっかり中国での生活になじんでしまったので、自分に関する事で周りの人たちがしてくれることには、感謝しているし、大抵の場合問題はない。 しかし、日本人のお客様に商品を納品するとなれば別だ。 いわゆるジャパン・クオリティに達していない商品は納品できない。 日本では当たり前とされている品質管理は中国では特別な事なのだ。 まぁ、だからこそ仕事にやりがいがあると言えるのだけれど。 春節も二日目(初二日)。 徒歩で出勤しているのだが、路上に散乱した花火の残骸がすごい。 よく見ると、まだ導火線が残った爆竹も多い。 上司の家に新年の挨拶に行った際、マンションの入口の所に掲示板があるのだが、花火に関する市の通達みたいなものが張り出されていた。 30mmを超える口径或いは全長70cmを超える花火を個人で打ち上げてはいけない、とかそういう内容だったと思う。(数字は間違っているかも) ご存じのように、大連市内ではかなり大口径の花火を見かける。 極太の筒だ。 ミサイルランチャーのように束ねられていて、点火すると次々と発射されていく。 一応昼用と夜用があるようだ。 昼用は音だけ。夜用は爆発するとキレイに火の粉が広がる。 打ち上げ花火はキレイだから許せるが、爆竹はやかましいだけでゆるせない。 しかも路上が真っ赤な紙でいっぱいになるし。清掃員の人たちが大変じゃないか。 ところでふと疑問に思った。 これだけの花火、いったいどこで購入するのだろうか? |
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プロフィール
HN:
大連太郎
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/06/09
職業:
技術職
趣味:
インターネット、DVD鑑賞
自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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