中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の
筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した
りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
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iPhoneのアプリを開発することになって、いろいろ調べた。
開発するのにMacが必要。 Windowsでも開発できなくはないけど、Macじゃないと面倒になるようになってる。 まぁ、ここまではいい。 問題はiPhone実機にアプリをインストールできるようにするためには、Apps Storeに出展するしかない、ということ。Apps Storeはアップル社のいわゆる公 式サイトなわけだけど、出展許可を得るための審査があって、これがとにかく不 透明。理由もなく不許可になったりして、 そうなると事実上、アプリの販売も できない。 Mac買わせて、ソフト買わせて、「オタクのソフト許可できないから」って、 いったい何様? いや、まだ不許可になったわけじゃないけど、「審査通過するかどうかわかりま せん」じゃお客さん納得しないよ。せめてどういう場合に不合格になる のか基 準を明確にして欲しい。 こちらも遊びで開発するわけじゃないんだから。仕事なんだから。 個人としてスマートフォンを持つとしたら、iPhoneはいらない。 androidにする。 iPhoneのアプリは有料のモノが4分の1から5分の1ぐらい。 でも、同じ名前のアプリが、androidだと無料だったりする。 どうしてか? androidはGoogleの広告が画面に表示されるから。 利用者の立場からすると、ソフトが無料なのはありがたい。 いろいろなソフトを気兼ねなく試してみることができる。 iPhoneの場合、インストールしてみて、気に入らなかったら返品できるらしい が、もし返品がうまく動作しなかったらどうしよう? そういう不安要素があると、思い切った使い方ができないよ。 思い切った使い方って具体的にどんな? アプリを片っ端からインストールしてみること。 いま、androidタブレットPCで実際にやってるのがコレ。 子供が勝手にダウンロード&インストールしてる。 もし、有料のソフトだったらどうするよ? 子供に使わせなければいい、というのは一つの意見。 子供が使っても安心、というのも一つの意見。 たしかにandroidの場合、アダルトコンテンツやアダルトアプリも混在している。 でも、それは親の責任で対処できること。 ところが、アプリの課金については、後になって請求来る可能性もあるわけで・・・ iPhoneは、アプリを勝手に開発させない、開発するなら金払え、アップルの公式 サイト以外での配信は認めないよ、でもソフトは買ってね。 っていう、すごく高飛車な感じがイヤ。とってもイヤ。優れたガジェットだとは 思うけど、ビジネスモデルに賛同できない。 androidは無料。とにかく無料。 コンテンツにはいくつかの条件はあるみたいだけれど、アップル程厳しくない。 自由な雰囲気、それがandroid。 ウチのandroidタブレット、息子がいろいろアプリをインストールした。使わな いやつはだいぶ消したけどそれでも50個ぐらいのゲームアイコ ンが並んでいる。 お気に入りはハエたたきゲーム。 画面に表示されるハエを指で叩くと潰される。 だんだん登場してくるハエの数も増えてきて、クモとかも混ざってくる。 てんとう虫とちょうちょは潰しちゃだめ。潰すと画面いっぱいに真っ赤な血が広 がって、ハエの数も一気に増える。 今日もプチプチ叩いてます。 PR
やけに刺激的なタイトルだが、多少「釣り」的要素はある。
労働節二日目。 家族と友人で韓国料理を食べに出かけた。 過去に何度も行ってる開発区紅梅の「韓国館」。 いきなり「アニハセヨ」と出迎えられる。 前は中国語と韓国語が入り交じって統一が取れてなかったが、あれから教育した んだろうなぁ。 私の韓国語レベルは「アニハセヨ」「ヨボセヨ」程度なので、注文は中国語。 まぁ、韓国のお客さんが韓国語で注文し始めたら朝鮮族の定員が出てくるようだ から、デフォルトは中国語でいいのだろう。 料理が出てくるまで暇なので、韓国語のフリーペーパーを取ってきてページをめ くる。 う~ん、見事に全ページ広告だ。 記事らしきものが全く無い。 広告を見ていると、「えっ?」と思うようなものがたくさんある。 例えば、パソコン販売、携帯電話販売、カラオケ機器販売、ピアノ販売、フライ パンから粉ミルクまで・・・。 日本語フリーペーパーがカラオケとマッサージの広告だけなのに比べて、実に多 彩な広告。 聞くところによれば、大連にいる韓国人は、日本人の2~3倍だそうだ。 韓国語のフリーペーパーは大分以前からあったが、たくさんの韓国人を相手にす るとなれば、広告が多彩なのも納得がいく。 大連へ来た日本人が気がつくのは、街を走る韓国自動車の多さだろう。 現代、大宇、起亜、日本ではまずほとんど見られない自動車ブランド。 現代の高級車(だと思うが・・・)ソナタに乗せてもらったことがあるが、静か で高級感のある素晴らしいクルマだった。米国では大人気の車種だそう だが、 日本では全く売れなかった。良いクルマなのに売れなかったのは日本市場の特殊 性かも知れない。 日本で人気の外国車はベンツ・BMW・アウディ・・・。どれもドイツの高級車で ある。 ここにソナタが食い込もうと思ったら、よほど思い切ったことをしなければ無理 だろう。 例えば、価格を同クラスの車種の半分にするとか。 だが、価格を安くした時点で高級車では無くなる。これが大いなる矛盾というやつ。 話を戻そう。 大連では韓国車は日常の光景だ。 世界的に見ても、韓国車は一定の割合で食い込んでいる。世界中の都市のどこで も見られるはずだ。 ところが、日本だけは韓国車がほとんど見られない。ガラパゴス日本。 2年ぐらい前にソニーを抜いたサムソン(三星)。 ウチの妻のケータイはサムソンだし、この間買ったMP4プレイヤーもサムソン。 パソコンのキーボードもそうだ。 探せばもっと出てくるかも知れないが、身の回りの電化製品は、結構、韓国ブラ ンドが多い。 日本に居たのでは実感がわかないかも知れないが、大連にいると韓国パワーを強 く感じる。 取引先企業のいくつかは韓国企業。担当の韓国人は英語も中国語も話す。見た目 も洗練されていて、やっぱ勢いのあるところは違うなぁ、という感じ。 最近の大連に来るあるいは駐在の韓国人は、水商売・カラオケやマッサージの女 性ウケが良い。 気前よくチップを100元200元とくれるらしい。助平な人はいるらしいが金払いが 良いのでリスペクトされている。 遊び方やサービスに対する対価以上のTPOをよく知っている感じ。 対する日本人は、チップもくれないし、サービスが気に入らないと文句を言って くる。 「サービスは無料が当たり前。買い物は最も安く、でも品質は最高のモノを少し だけ。」 現代の日本人の感覚はまさしくコレ。 私の取引先工場の老板たちが日本の企業との取引を嫌がるのはこの理由だ。 要するに日本人は要求が厳しい割にお金を少ししか払わないので「面倒な客」な のだ。 「もう、日本人は不要。」 そう言われる日が来るのも近い。 では、そうならないように我々日本人は何をしなければならないか。 「今こそグローバルスタンダード(世界標準)を身につけるべき」 言っちゃ悪いが、日本の価値観は今や世界では通用しなくなっている。だからそ んなものは捨てましょう。 安い賃金で長時間働き、体を壊してまで、無駄に高品質な製品やサービスを提供 していて、貴方は本当に幸せですか? 「そこそこの品質だけど値段も安い。」「本当に良いものは高い。」 これが世界標準。 すごく健全な市場だと思いませんか? 日本の市場がおかしいのです。それを日本人は当たり前だと思っている。 自分を変えるのは容易なことじゃない。 だったら、世界へ出て行ってみるべき。世界標準を実際に体験すること。それが 大事。 勢いのある韓国に行ってみるのも勉強になるし、最後に残された巨大市場「中 国」に来てみるのもいい。 こちらへ来て、生活をする、仕事をする。そうすることで、日本がいかに特殊な 市場だったか、と理解できる。 日本の価値観を捨て去って、世界標準の価値観を身につけられたら、再び日本を 思い出す。 日本の技術やサービスの室の高さ、極め細やかさを思い出す。 その後は、世界で勝ち残っていくために、日本人として何ができるか、それが見 えてくるはず。 いつまでも日本に引きこもってちゃダメだ。 世界へ出て行かないと。
日本から持ち込んだデスクトップPC・IBMのThinkCentre S50。
ハードディスクを交換して、OS入れ替えようと先日からいじくっていた。 ハードディスクを入れ替え。電源ON。 CDトレイを開けて、OSディスクを入れる。 電源を落として、もう一度電源ON。 いつまで経っても、起動画面が表示されない。 画面は真っ暗なまま。 ディスプレイがスリープモードに入ったということは、シグナル自体が来てない。 CMOSクリアとか、ボタン電池を取り外して、半日放置とか、試してみたけど変化 なし。 マザーボード逝っちゃったかなぁ・・・と諦めムードのまま2週間が過ぎた本日。 ネットでいろいろ調べてみたら、メモリを外してみたら起動した、というブログ を発見。 さっそくやってみた。 2枚ささっているDIMMのうち1枚を外して・・・ おぉ、起動した! ボタン電池外していたので、BIOSもリセットされていた。 日付と時間を再セットする。 DIMM壊れたんかな?電源を落とした後、接点を軽くこすって、もう一度DIMMを差 して起動。 なんだ、イケるじゃん。 いわゆる接触不良ってやつ? このPCを入手したのは2005年で、中古だった。 当時は毎日「大連行きたい」とかブログに書いていたような気がする。 ただその時のメインPCはDellで、S50は予備機で飾っていただけ。 2005年11月に、やっと大連へ出発した時は、S50はそのままで、Thinkpadを2台 持っていった。 2008年に労働ビザ手続きのために帰国した際、Dellの中の大事なファイルをS50 にコピーして 大連に運んできた。 さすがにDellのデスクトップは大きすぎたからねぇ。コンパクトなS50にした次第。 そういう訳で、S50の中身は2005年で更新が止まっていた。 大連に持ち込んでからは、もちろんメインPCとして活躍したけど、それも現在の Windows7用 デスクトップを購入してからは、部屋のオブジェとなっていた。 今日、久しぶりに起動させてみて、中身を見たら懐かしいファイルが出てくる出 てくる。 BGM用のMP3ファイルもたくさん保存してあって、リー・リトナーのOn The Line なんてのを見 つけた。1984年のアルバムなんだけど、当時、レコード盤にダイレクトカッティ ングして録音 されたアルバムということで、オーディオマニアの間ではちょっと話題になって いたように思う。 当時の一般的なレコーディング方法は、 (1)マルチトラック・テープレコーダーで、各楽器を別々に録音 (2)ミキサーでそれぞれの楽器の音をステレオ2チャンネルにミックス (3)ステレオ・テープレコーダーで録音。それがマスターテープになる。 (4)マスターテープからカッティング・マシンでレコードの原盤(マザー・ディ スク)を作成。 (5)あとはマザー・ディスクを工場に持っていくと、スタンパー(金型)を作っ て、それからレコード盤 が大量生産される。 で、リー・リトナーがやったダイレクトカッティングというのは、 (1)スタジオにミュージシャンが全員集まり、一緒に演奏する。 (2)ミキサーでそれぞれの楽器の音をステレオ2チャンネルにミックス (3)カッティング・マシンで、その場でマザーディスクを作成。 ということだったわけです。 いわゆるライブ演奏を収録した、ということなのですが、実はもっと条件が厳し かったりします。 例えば、曲と曲の間の無音の時間ですが、カッティングマシンは待ってくれない ので、これも計算 しながら、次の演奏をはじめなければいけません。曲間がつまりすぎてもダメ、 空きすぎてもダメ。 余計な音を出してもダメ。ミキサーのセッティングはメモリーできたと思います が、エフェクタのセッ ティングまでは無理。これを曲間ですべてやらなきゃならないとすると、無茶苦 茶大変。 ミュージシャンのプレッシャーも相当なもの。演奏ミスったら一曲目からやり直 しですからね。 レコード盤の片面20分は、とにかく気を抜けません。 なんでこんなことをしたかと言うと、当時の一般的なレコーディング方法だと、 テープレコーダーで 最低でも2回録音しなきゃならない。そうすると音質の劣化がある。その2回の プロセスを省略 したら、音質の良いレコード盤ができるんじゃないか?という「こだわり」がダ イレクトカッティング なんですね。 今はデジタルになったから、レコーディング時の音質をキープするのは簡単。 むしろマスタリング処理で積極的に音質変化させてるぐらい。 ダイレクトカッティングの事を思い出して、じゃ、今風にリマスタリングしてみ ようかと、やってみた。 リマスタリングでは、結構本気モードで音を聴きます。 当時は聞こえてなかった音が聞こえたり、演奏が生々しく聴こえるので、アラが 結構見つかる。 演奏が意外とテキトーというかルーズ。グルーブ感もイマイチだし、あっ、今の ミストーンでは・・・ やっぱり、キチンと手直しできるデジタルレコーディングの方が良いかなぁ・・・ 若い頃のほうが聴力は確実に良かったと思うんだけどね、今は14kHzぐらいまで しか聴き取れて ないみたいだし(聴力検査ソフトで測定してみて、ちょっとショックだっ た・・・)。 でも、今のほうが、若い頃には認識できなかった音まではっきりと感じとれる。 いわゆる円熟ってやつ? 84年の私に、今のリマスタリングした音を聴かせてやりたいね。 |
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大連太郎
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性別:
男性
誕生日:
1970/06/09
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技術職
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自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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