中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の
筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した
りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
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「この図を使って欲しい」と渡されたのはチラシをスキャンしたPDFだった。
元のチラシが古いせいもあって、かなり見た目が厳しい素材である。 業界では割と有名な会社のチラシだったのでホームページを見てみたら、チラシ のオリジナルPDFがあった。 「やった!」 さっそくIllustratorで読み込み、PDFを編集しようとしたところ・・・ プロテクトがかかっていて、ファイルが開けない。 製品カタログなんかにファイルプロテクトかけるなよな~! プロテクトのかかっていない資料はないかとネットを探し回った。 プロテクトを解除するソフトもネットで探した。 いろいろなソフトを試してみたが、2時間後、以下のソフトでプロテクトの解除 に成功。 iTextFront http://www.ujihara.jp/iTextFront/ja/ このソフトでPDFを読み込み、別名で保存しただけ。 無事、Illustratorで開けるようになり、プレゼン用の資料は完成。 このお客様はプレゼン用のファイルをそのまま別のお客様へ渡してしまうことが 多いので、資料は完璧に作る必要があった。スキャンしたボケボケの画像ファイ ルではNGだということだ。 プレゼンテーションは見た目のイメージが命。 中国で仕事をしていると、こういう普通の人には理解しにくいテクニックばかり 身につく。 ボケボケの画像のままでプレゼン資料を作ったら当然クレームになるが、裏でこ ういう苦労をして作ったキレイな資料は「当たり前」として評価されない。 職人の技というものはそういうものである。 見た目が当たり前過ぎて、いかにそれがスゴイことなのか作った本人以外、誰も わからないのだ。 今回はiTextFrontという素晴らしいソフトに巡り会えたので問題を乗 り越えられた。 もし、このソフトに出会えなかったら、Adobe Readerの画面を400%に拡大表示し て、プリントスクリーンで画面キャプチャして対応するつもりだった。 仕事は結果がすべてである。 そのお客様はそれなりにパソコンを使える人なのだが、その人でも対応できない 件をなんとかするからこそ仕事になっている。 忘れた頃に、またPDFを編集する仕事が来ると思うので、今回知り得たテクニッ クは書き留めておこうと思う。 PR |
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プロフィール
HN:
大連太郎
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/06/09
職業:
技術職
趣味:
インターネット、DVD鑑賞
自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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