中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の
筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した
りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
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これ、個人的にはかなり嬉しい。
Googleが無料でライセンスしているアンドロイド、中国の携帯電話や平板電脳に 大量に採用されている。 iPhoneやiPadよりも格安で売られている。 アンドロイドは本当にピンからキリまであって、でもアプリの互換性は高いとい う、なんか昔のDOSを彷彿とさせる感じ。基本はLinuxなんだけ ど、一般市場で 大成功した初めてのLinuxなんじゃないかな。 無料で内部仕様が公開されているオープンソースなので、本当の意味で「自由」 を感じさせてくれるOSだ。 だから、特許を楯にネチネチと訴訟を仕掛けてくるアップルやマイクロソフト が、Googleをいじめている酷い悪役に見える。 今回のモトローラの買収により、Googleはかつては携帯電話業界2位だったモト ローラ社の膨大な特許を手に入れることになる。大量の特許、そ れも業界2位 となれば相当付加価値の高い特許だろう、それを持つということは、他社は容易 にはGoogleを訴えづらくなるということを意味す る。 たとえば、アンドロイド以外を採用している携帯電話メーカー(アップルやノキ アなど)が、今後Googleを訴えれば、同社はモトローラ社の持つ 特許で反撃し てくる。サムソンがアップルに反撃したよりも強力に。 なにしろモトローラの特許だ。「うわっ。こんなの回避できね~よ。」なんてい う基本中の基本特許などがあるはずだ。こうなるとお互いに泥沼の戦い になる のを避けて、クロスライセンス(特許の相互使用)を結ぶことになる。 Googleが特許面で有利に立ち回れるようになるということは、アンドロイドの安 泰を意味する。 中国の無名のIT小物メーカーも、安心してアンドロイドを製品に搭載できる。 こうして安価でユニークな電子小物が中国をはじめ世界中で販売されれば、大勢 の人がその恩恵に預かれる、というわけだ。 もしかしたら、アンドロイド搭載の腕時計とか、アンドロイド電卓、アンドロイ ドペン、アンドロイド眼鏡などが発売されるかも知れない。 アップルもマイクロソフトも、Googleいじめている暇あったら、もっと面白い小 物開発して欲しい。 やっぱり技術で競争して欲しいよ。そのほうが消費者としても楽しいしね。 PR ![]() ![]() |
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プロフィール
HN:
大連太郎
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/06/09
職業:
技術職
趣味:
インターネット、DVD鑑賞
自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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