中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の
筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した
りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
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皆さんWindowsで日本語を入力する時、何を使ってますか?
普通ならばMS-IMEですね。 私はIMEがたまに妙な変換をやらかしてくれるので、ATOK使ってます。 今から20年ぐらい前までは、日本語変換ソフトはたくさん種類がありました。 マイ・ディスク(フロッピーディスク)を持ち歩いたりして、「コレが無いと仕 事ができな~い」なんてアホな事言ってました。 とにかく当時の日本語変換ソフトは、あまり賢くなくて、仕事で使えるようにす るためには、どんどん辞書登録をして、辞書を鍛える必要がありました。だか ら、そうやって鍛えた辞書は自分にとっての宝物。無くてはならないものだった のです。 Windows時代になると、MS-DOSの時に鍛えた辞書が使えません。 新たにMS-IMEを使うことになります。 当時のMS-IMEはWXGという日本語変換ソフトをベースに作られていたので、使い 慣れたATOKのキー操作で使えて便利でした。 ですが、MS-IMEには致命的なバグがありました。 いくら辞書を鍛えても、たまに妙な変換をするのです。 橋を渡る。 例えばこれが「箸を渡る」となる。 いくら辞書を学習させてもダメ。 毎回、スペースキーを2~3回打つことになるので、煩わしいことありゃしない。 こりゃアカンと思って、使い始めたのがATOK。 Windows95の頃のATOKはバグも多くて、マシンごと固まることがありました。 MS-IMEは進化を続け、変換精度も良くなりました。 しかし、それでもまだ妙な変換をします。 Windowsが普及し始めた頃は、それこそいろいろな日本語変換ソフトが出てきま した。 しかし現在、MS-IME以外にバージョンアップが続けられている日本語変換ソフト はATOKぐらいなものです。 この事実を知ったとき、私は愕然としました。 日本人である以上、毎日PCでは日本語を入力するのに、選択肢がMS-IMEとATOKし か無いというのはどうなのか? MS-IMEが妙な変換さえしなければ、それでもいいでしょう。でも現実には妙な変 換をしてくれる。だから仕事では使いにくい。故にATOKを使う。 一時期、一太郎と花子で市場を席巻したジャストシステムもかつての勢いは無く なりました。 ATOKだっていつ無くなってしまうか心配です。 何か代わりの日本語変換ソフトはないものか? Windowsで動く日本語変換ソフトはいろいろありますが、どれもバージョンが古 く開発が止まっている状態です。 年末にはWindows7がリリースされるというのに、事実上選択肢はATOKしかない状 態です。 これは結構ゆゆしき問題だとは思いませんか? 日本語入力ソフトって日本のIT業界にとって基幹を成す代物ですよ。 LinuxからWindowsに移植された Win-Anthyという日本語変換ソフトを使ってみま した。 変換精度は悪くないのですが、カナ変換のキーやATOK風のショートカットキーが 使えません。 カスタマイズ方法もマニュアルには書いてありません とてもATOKの完成度には及ばないソフトです。 毎日使うソフトだけに、他のソフトを見つけたいのですが・・・ PR
中国国内向けのメール配信の仕事を請け負うことになった。
いわゆるBPOというやつ? 取引先からものすごい数のメールリストをもらった(数は把握できていない)。 何しろ中国であるからして、まぁ、とにかくすごい数なのだ。 中国の各都市ごとのリストで、ファイル数だけでも1000以上ある。 このままでは送信用ソフトにセットできない。 ファイルの数が多すぎるのだ。 ある程度固める必要があるのだが、あなたは1000個以上もあるファイルをどう やって固める? 真っ先に思いつくのが、エディタを使うこと。 秀丸エディタなら1000万行まで編集できるから、理論上は1000万人分のメールア ドレスファイルを取り扱えることになる。実は以前、700万人 (700万行)までは やったことがある。 さすがにこの規模になると秀丸の動作も重い。 コピペする度に処理で待たされることになる。 もう一つはバッチファイルで各ファイルを結合してパイプ処理で一つのファイル にまとめる方法。 UNIX使いの人なら、真っ先に思いつく方法だろう。これはエディタを使うよりも 早い。 だが、こうやって作ったメールアドレスファイルはそのままでは使えない。 名簿関係、電話番号リストなどを取り扱った方ならおわかりのように、この手の リストは重複や無効のデータが相当数混じっているのだ。 メールアドレスの場合、重複や無効アドレスを取り除くと、元のリストの3分の 1以下にまで小さくなってしまった、などということはよくある。 この重複を取り除くためのフリーウェアがある。日本製のソフトなのでVectorで たぶんすぐ見つけられるだろう。 しかし、これだけではまだ足りない。 いわゆるメールを送っても無駄な人、送ってはいけない人など、そういうメール アドレスを除去する必要がある。 そういうメールアドレスというのは、政府関係や学校関係のドメインだ。 面倒だから送っちゃえ! それでもかまいませんよ。だが、迷惑メール配信者としてマークされるのは確実。 この手のメアドリストは、何かの無料サービスを利用させる代わりに収集したも の。だから基本的にはメール送信OKのハズなのだが、結構な確率で「送っちゃい けないドメイン」「送っても無駄なドメイン」が混ざっているのだ。 こういう、いわゆるフィルタリング処理はどうするか? 以前は秀丸エディタでやってました。 でも、今なら専用のソフトがあります。 たくさんあるファイルの結合から重複・送っちゃいけないドメインの除去まで一 度にやってしまうやつ。 おそらく迷惑メール業者なんかが開発したソフトなんでしょう。海外製です。 これ自体がノウハウなので自分でお探しください。私はコレ出会うまでに2週間 かかりました。 今日の問題は、このソフトですら手に負えない事態だったということです。 日本語Windowsで中国語ファイル名のファイルを扱う場合、ソフトウェアが中国 語のファイル名を認識してくれないという問題です。だから、せっかくの便利な ソフトも太刀打ちできない。 ファイル名を日本語か英語に変えれば問題は解決するのですが、なにしろファイ ル数が1000を超えます。 いちいち一つずつリネームしていたら日が暮れます。 ファイル名は別に適当でかまいません。とにかく中国語の漢字じゃなければ、 メール結合整理ソフトが動きます。 そこで、ファイル名一括修正方法を探しました。 リネームしたいファイルを一つのフォルダの中に集めます。 Ctrl+Aでファイルを全部選択します。 ファイル一つを右クリックして名前の変更(M)をクリックします。 適当な名前を入力します。 すると選択されていた他のファイル名は変更した名前+(XX)、XXは通し番号に変 わります。 こうなればこっちのもの。メール結合整理ソフトで一気に読み込めるようになり ます。 まぁ、本日はそうやってリストの整理を始めたわけです。 始めたのが夜からなんで、続きはまた明日。 昔に比べてPCで取り扱うデータ量はとんでもなく多くなりました。 まともにやってたのでは時間ばかりかかって、とんでもないことになります。 いかにして時間を短縮するか。 今やネットで検索して、ノウハウを集めるのは欠かせません。 実生活ではちっとも役に立たないノウハウではありますが、飯の種にはなります。 他の人が何日もかかっている作業がわずか1時間でできたとしたら? PCを使う仕事は、やり方次第でとても効率よくできるのです。
ブログの更新が滞っているのは承知しているのだが、連日、仕事に追いまくられ
て、家に帰ってくると更新するのを忘れてしまう。 ネタが無いわけではなくて、移動中に「あっ、これはブログに書こうかな」と思 いつくことがよくある。 でも満員バスの中ではメモを取り出して書くわけにもいかず、そのまま忘れてし まうことが多い。 昨日の安盛のバス乗り場での出来事。 止まっているバスに乗り込むと服務員たちがポーカー(もちろん中国式)をして いた。 マイクロバスの運転席の右側は、エンジンルームのカバーがついていて、背の低 い机みたいな感じになっている。それがテーブル代わりだ。 バスには他に乗客が7名ぐらい乗っているのだが、服務員たちはお構いなし。 日本でコレやったら新聞ネタになるところだが、開発区ではよく見る光景である。 もちろん開発区の公営バスでは、基本的にワンマンなので、こういうことは無 い。民営のバスは2~3名の服務員が乗車しているので、待ち時間にちょっと遊 ぼうか、ということになる。 さて、乗客も増えてきたので、仕事するか、よっこらしょ、とそれぞれ持ち場へ つく。 エンジン始動。 車内に中華風流行のダンスミュージックが鳴り響く。 会話するのにも苦労する程の大音量。サブウーファー・スピーカーが近くにあっ て、重低音が体を揺さぶる。 体調の悪いときには、これだけで気分が悪くなる代物。 これだけで、およそ快適なサービスとはかけ離れた乗り物だということがわかっ ていただけると思うが、金州行きのタクシーはなかなか来ないので、このような バスを利用せざるを得ない。 バスのBGMは聴きたくないので、ウォークマンを取り出し自分の好きな音楽を聴く。 やっとバスが動き出した。 だが、バス停付近をのろのろと徐行する。まだ乗客を乗せようとする。 6時半にはバスに乗り込んだのだが、出発は7時を回っていた。 妻からは「何時に帰ってくるの?」コールがかかってきているのだが、「知ら ん。バスに訊いてくれ」と答えるしかない。 安盛を出発して家への到着は15分後。 タクシーなら10分とかからない距離。 まぁ、仕方ない、とあきらめる。 中国で生活するようになると「あきらめが肝心」という言葉の意味を本当に理解 できる。 |
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プロフィール
HN:
大連太郎
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/06/09
職業:
技術職
趣味:
インターネット、DVD鑑賞
自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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