中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の
筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した
りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 大連はよく晴れて暑い一日だった。 二つあった用事が無くなったので完全な休日になった。 暑くて何もする気がおきない。 最近、疲れが溜まっていたので、体がだるい。こういう時は昼寝に限る。 ひたすら寝た。 昼ご飯を食べて、また寝た。 夕方6時に起こされた。 家族三人で市場へお買い物。 今晩は私が料理する。 チンジャオルースー。ただし豚肉を使って生姜焼き風味にする。 日本酒やみりんが無いので、醤油を水で割って、味の素を入れてごまかす。 ご飯が炊きあがるまでタレに豚肉を漬けておく。 原材料費。お肉9元、大きいピーマン2個1元。 サラダ代わりにキュウリを千切りして香菜を乗せマヨネーズをかける。 調味料に恵まれないながらも、味はまぁまぁ。 妻は美味しいと言ってくれた。 夜9時過ぎに、向かいのマンションの妻の友達が子連れで遊びにきた。 今夜は一緒に泊まるそうだ。 PR メモリ増設をしたり、キャッシュをUSBメモリに待避させたりして強化を図って きた自宅ノートPCだが、そもそも日本で使い始めた当初はそれほど動作は重くは なかった。 常駐ソフトは確かに増えているが、タスクマネージャで見る限りCPU占有率はほ とんど無視できる数値である。 もちろんウイルスやスパイウェアのたぐいはしっかりと駆除している。 余計なアプリケーションやデータは削除し、デフラグもかけてきる。 それでも動作が重たいのだ。 以前は動画や音声ファイルの再生は楽勝だった。今は動画はカクカクだし、音声 も途切れがちである。もうハードディスクの寿命なのだろうと、ハードディスク の換装を計画していた。 今日は午後に多少暇ができたので、改めてネットでPCの動作が重たい原因を調べ てみた。 すると、ウイルスでもスパイウェアでもなくPCの動作が重くなる原因として、 ハードディスクの動作モードが「PIO」に変更されている場合がある、という記 述があった。 さっそく調べてみると、まさしく「PIO」になっていた。 PIOモードではCPUが一生懸命がんばってハードディスクとのデータのやりとりを する。だからCPUに負担がかかり、パソコンの動作が非常に重くなる。 それを改善するためにDMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)という方法が開発 された。これだとCPUに負担をかけずにハードディスクのデータを読み書きでき る。 ちなみに私のノートPCはDMAモード5というのに対応している。理論上は100Mバ イト/秒でデータの読み書きができる。ところがPIOモードではこれが16.6Mバイ ト/秒になってしまう。これは自動車に例えるならば、高速道路を時速100kmで走 ることができる車を時速17kmで徐行させるようなものだ。処理速度にして6分の 1。どうりで動作が重たいわけである。 本来DMAモードで動作していたはずなのに、どうして勝手にPIOモードになってし まったのか? Windows XPで使われているIDE/ATAPIポートドライバ(Atapi.sys)は、 計6回のタ イムアウトもしくはCRCエラーが発生すると、転送モードを段階的に低いモード に引き下げるそうだ。ハードディスクの寿命が近づいている場合に読み書きエ ラーが起こるため、こういう機能を搭載したのだと思う。 私の場合、USBで接続したハードディスクがよくタイムアウトエラーを起こして いた。原因はケーブルやコネクタ部分の接触不良。 しかし、それぐらいのことで勝手にクソ遅いPIOモードに切り替えられてしまう のではたまらない。しかも、一度PIOモードに切り替えられたら、Windows XPを 再起動してもDMAモードには復活しないときている。 元のDMAモードに戻すにはレジストリを書き換える必要がある。 パソコンが重かった犯人はHDDの転送モード http://blog.osoe.jp/article/13035676.html ただし、この方法だけでは、USBの接触不良でタイムアウトエラー出た時に再び PIOモードに切り替わってしまうので、もう二度と勝手に切り替わらないように、 このはた迷惑な機能を止めることにする。 「ResetErrorCountersOnSuccess」 エラーカウントをリセットして勝手にPIOモードに切り替わらないようにする http://journal.mycom.co.jp/column/winxp/075/index.html 以上の手当をした後、PCを再起動したら無事DMAモード5が復活。 XPの起動が以前のように早くなったし、動画や音声も途切れることはなくなった。 デメリットとしてはハードディスクの寿命がわかりにくくなることぐらいだが、 ダメになるときは一気にダメになってもらって結構なので、それまでは勝手に遅 くなるなよ、と。 しかし、コレ、普通の人は絶対分からないと思う。 とりあえずWindowsを再インストールすれば治るのだけれど、仕事や趣味のため の複雑な動作環境を構築してしまったPCは、正直Windowsの再インストールなん てしたくないし・・・。 ちなみに私のPCにはWindows XPのSP3を導入しているが、SP3をインストールし てもこの問題は修正されない。 また、Windows XP以外にも、Windows 2000、Windows Server 2003でも同様の問 題が起こるそうだ。 詳しくは下記のページを参照のこと。 http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;817472 先ほど、スモモを食べていて気がついた。 サクランボとスモモは親戚関係にあるんじゃないか? サクランボは中国語で「桜桃」と書く。 独特の甘酸っぱさといい、サクランボをスケールアップしたらスモモになるよな ぁ・・・、などと考えていた。 中国へ来てから野菜や果物について「へぇ~」と感心するというか気づかされる ことが多かった。 例えば、ピーマンと唐辛子は同じ呼び名である(辣椒)。青い唐辛子を大きく成 長させたらピーマンになる。 中国には辛いピーマンと辛くないピーマンがある。 見た目の判断は難しい。 日本でよく売られているへそがへこんだピーマンは辛くない。 唐辛子をそのままスケールアップした細長い形のピーマンがあるが、辛いものと 辛くないものがある。大連で通常売られているのは、この細長いピーマンなので、 買う時にいつも「これ辛いやつ?」と確認している。たまに騙されるのは愛嬌だ。 スイカやメロンがキュウリの仲間なのも、中国へ来てから知った。 中国語ではスイカは「西瓜」と書く。キュウリは「黄瓜」、メロンは「甜瓜」と 書く。名前に「瓜」がつくことで同じ仲間なんだということがすぐ分かる。日本 語ではスイカ、キュウリ、メロン。とても同じ仲間だとは想像できない。 もし中国へ来なかったから、一生知らないままだったかも知れない。 身近な野菜や果物なのに情けない話である。 私みたいないいおっさんですら知らなかったのだから、昨今の日本の子供たちは 推して知るべしである。日本の教育の問題は、案外、こういう身近なところにあ るのかも知れない。 まぁ、とにかく、中国で育てる自分の息子は心配なさそうなことは確かである。 |
カレンダー
フリーエリア
最新TB
プロフィール
HN:
大連太郎
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/06/09
職業:
技術職
趣味:
インターネット、DVD鑑賞
自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
ブログ内検索
アクセス解析
|