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中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の 筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
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本日、初めて軽軌の終電に乗った。


香炉磯からの途中乗車だが夜8時5分頃、終電がやってきた。
意外と混んでいない。
ただし座席に空きは無し。


次の駅「金家街」でどっと人が降りる。
2元バスに昼間乗ったことがあればわかるが、金家街は結構開けていて人が多い。
KFCもある。
座席が空いたので座った。


ウォークマンを取り出し、音楽を聴く。
なんだか眠くなってきた。
しかし、寝るわけにはいかない。終電なので乗り過ごしたらシャレにならない。


開発区駅に到着。
ちょっともよおしてきたのでトイレに行く。


トイレから出て自動改札まで行くと、ん?電気が消えている。
服務員が面倒そうに電源を入れる。待つこと1分ほど。
「好用。」
ICカードをかざして改札口を出た。
駅員が出入り口のドアをワイヤでロックしようとしている。
終電が行ったから、もう駅を閉めるのだ。
まだ9時前なんですけど・・・


明日は7時半までに工場へ行かなければならない。
ここのところ毎日忙しい。
今日は早めに寝るとしよう。


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先日、工場の都合で急に午後の仕事が無くなり、なかなかチェックできなかった
金州に行ってみることにした。


金州へ行くのにもっとも経済的な方法は1,3,6路のバスで軽軌の金馬路駅へ
行き、そこから徒歩で建設中の高速道路(丹大高速)下にある金州の公共バス107
路バス停で乗り換えると良い。以前にも書いた通り、合計2元で金州まで行くこ
とが出来る。


今回、かねてからの課題だったマイクロバスに乗ってみた。
安盛の対面にマイクロバスの乗り場があるのだが、尋ねてみたところ金州行きの
乗り場はここではないのこと。(バスには「金州」の文字が書いてあるんだがな
ぁ・・・)
じゃ、どこかと言うと安盛の目の前やニューマートの目の前、つまり金州とは反
対方向に進む道沿いにやってくるマイクロバスだそうだ。「金州、金州!」と呼
びかけてくる、あのうざったいバスである。
なんか呼び子の柄が悪いので気に入らず、別の乗り場から行くことにした。


さて、その別の乗り場だが、『万宝至』というところにある。マブチモーター工
場の左隣だ。
ここへは4番あるいは6番のバスで行く。
バス停で降りると、さっそくマイクロバス乗務員がやってきて「金州?」と訊い
てくる。10代の女の子だったので、素直に「金州」と答えるとバスまで案内され
た。
これがチンピラ風の若者やおっさんだったりしたら間違いなく無視していたに違
いない。


バスに乗ってしばらくの間は乗務員の女の子は客引きをしていたが、やがて戻っ
てきた。
料金を尋ねると3元だと言う。お金を渡した。
バスが発車。結構マメに停車する。次々と乗客がやってくる。
どこで降りるのか尋ねられる。
金州駅か大商の近くで降りたいと言うと、それなら「二帖」だね、との答え。


15分ほどで金州の中心街へ到着。
目の前に「大商新馬特」の文字が見えたので、降りると告げる。
どこでも停まってくれるわけではないらしい。ちょっと待てと言われる。
バスの停留所に着いた。「体育館」という停留所。
目の前に半ドームっぽい鮮やかなブルーの建物が見える。
確かに「金州体育館」と書いてある。


この日の目的は「金州の地図を買う」ことである。
地図といえば書店。書店があるところと言えば大きなスーパーやデパート。
というわけで新馬特で向かう。


振興マンションの一階にある新馬特。
開発区のそれよりかなりキレイだ。
テナントを一通り見たが何故か書店が無い。
もしかしたら、スーパー部の中にあるのかも知れない。
中に入るとしばらく行った右側にブックコーナーがあった。
だが、肝心の地図が無い。
店員に訊いても「無い」という。
書店に地図が置いてないって、なんだかな~・・・。


気を取り直して別の場所へ向かうことにする。
さっそくバス停へ。
なんちゃら市場というのがあるらしい。
中国語なのでちょっと忘れた。
バスがやってきたので1元払って乗る。ICカードが使えないので不便だ。


バスに乗っていると別の「新馬特」を発見。「安盛広場」もある。
さっそく下車。
なんで金州には二つも「新馬特」があるのか・・・。
ま、いいや、とりあえず安盛から見てみよう。


・・・・・


安盛には書店がない・・・・。なんだよ、ふざけんな!


更に気を取り直して新馬特へ。


・・・・・


新馬特にも書店がない!ウソだろぉ!


金州の人は本を読まないのだろうか・・・。


最後の頼みの綱で「なんちゃら市場」へ向かう。


車が入ってこられないようにゲートがある。


いろんなお店が並んでいる。
書店を発見!
地図が見あたらないので店員に尋ねる。
出されたのは大連の地図。
金州のは無いという。


別の店を探す。
新華書店を発見。
店員に尋ねる。
大連の地図しかないそうだ。


結論!
金州の地図は無い!


おそるべし、金州・・・


明日、吉林の従姉妹(妹妹)が上海に出発する。
東芝の工場で働くのだそうだ。


さすがは中国一の物価高の上海。
工場の給料が2000元近い。
吉林の農村では男性が工場で働いても500~600元。物価は大連に比べて3分の1
ぐらい。
だから上海での2000元は日本の感覚で言えば50~60万円ぐらいの収入である。
だから農村から出稼ぎに行くわけだ。


仮に彼女が大連で働きたいと言ったら、私はどうしただろうか。
紹介できる工場はいくつかある。だが、紹介する以上、すぐに辞めてもらっては
困る。
縁故での紹介は紹介者の面子も関わってくるのだ。
それでいて大連は特に給料が高いというわけでもない。
やはり上海で正解だろう。なにしろ東芝だし。


仕事と言えば、ウチの部屋の近くに職業斡旋の事務所ができた。
毎日若者がぞろぞろやってくる。
ただし、紹介手数料が高い。800元も取る。もちろん成功報酬だろうが、大連の
20代若者の平均給与は1200~1500元ぐらい?
初回だけとは言え800元も取られたら生活できないのでは・・・。
妻によれば、一般的な紹介手数料の相場は400元だそうである。


仕事を紹介してもらいに来た人が廊下にたむろったりして、なおかつ大きな声で
電話をかけたりして正直うざい。
中には紹介された仕事で問題があったのだろうか、廊下にまで響く大きな声で言
い争っていることもあった。全く困ったものだ。


いずれにしても私たちは5月で引越をする予定だ。
今の部屋はワンルームで成長した息子には手狭になってきた。
私も家族に気兼ねなく仕事ができる部屋が欲しい。
やはり2DKクラスの部屋に引っ越したい。


吉林の別の従兄弟は大連で働きたいそうである。
大連の給料はそんなに高くないから、あまりオススメではないのだが・・・。
家に泊まりにこられても困るしなぁ・・・(これが本音)。


地元で割の良い仕事が無いから皆出稼ぎする。
お義兄さんはお義父さんの農業を引き継いだ。吉林は寒さが厳しいので農業がで
きる期間も限られている。車があれば白タクとかで一年中稼げるのだが、スズキ
のアルトの新車が4万元ぐらいする。すぐにポンと出せるような金額ではない。
私らが家と車を買って、たぶんその後だろうなぁ、お兄さんに車買ってあげるの
は。
いったいいつになることやら・・・。



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HN:
大連太郎
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/06/09
職業:
技術職
趣味:
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自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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