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中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の 筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
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この時間(夜10時)に断水とは・・・


シャワー浴びようと思ったのに・・・。


トイレの水も流せないじゃないか。


ご存じのように中国では断水だけでなく、停電も多い。
事前に連絡がある場合はいいが、たいていは連絡無しである。


最近ふと気がついたのだが、中国国内の有名サイトが突然接続できなくなる原因
は停電ではないだろうか。
政治的にまずいことを書いたとか、公序良俗に反するコンテンツがあったとか、
そういう原因の可能性もあるが、中国の有名サイトの責任者だってバカじゃない
から、当局に取り締まられるようなコンテンツは日頃から注意しているはずだ。
となれば、ある日突然サイトが見られなくなって、翌日には復活してる、という
ケースはやはり停電していた可能性が高い。


サーバーコンピュータには、普通「無停電電源装置(UPS)」というものを取り
付ける。
その名の通り停電時に電源を供給する装置なのだが、何時間も電源を供給できる
わけではない。非常用発電機とは違うのだ。
多くの場合、3分~10分ぐらいの時間だけ電源を供給できる。そんな短い時間
じゃ、保たないじゃないか、と思うだろうが、接続サービスを維持するのが目的
ではなく、サーバコンピュータ内部のデータを守るのが目的なのだ。無停電電源
装置が電源を供給してくれる3分~10分の間に、サーバーコンピュータを
シャットダウンするのである。シャットダウンさえすれば、ハードディスク内部
のデータは安全に守られる、という理屈である。


停電が回復したら、サーバコンピュータを起動する。
有名サイトともなればサーバコンピュータの台数も半端な数じゃないだろうか
ら、再起動はおおごとだろう。
そもそもサーバコンピュータというのは動かし続けるのが前提である。停止する
ことはサービスを提供できない、すなわち死を意味する。


利用者から見れば、一つのサービスがたまたま利用できないだけに過ぎないかも
知れないが、サーバ管理者から見れば、停電は悪夢のようなものだ。
本当に、お疲れ様である。


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大連太郎
年齢:
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男性
誕生日:
1970/06/09
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技術職
趣味:
インターネット、DVD鑑賞
自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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