中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の
筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した
りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
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あと40日で現在の部屋の契約が切れる。
というわけで部屋探しである。 火曜日に見つけた新築マンションの窓に貼られた電話番号。 土曜日に見学する予定を入れて、昨日見てきた。 エレベーターは日本ブランド。17階という高層階だが素早く滑らかな動き。 ビルの端部屋で実に良い眺め。海も見える。2室1庁80平米。1200元/月。 一目で気に入った。 家に戻ってから妻が家主に電話。翌日押金を渡すことで合意。 高層階で夜景を見ながらくつろぐのはかねてからの夢だった。 ますます中国生活が楽しくなりそうである。 翌日、昼前に来電話。 家主からキャンセルの電話だった。 妻が理由を問いただす。 どうやら私らよりも好条件で契約を申し出た人がいたらしい。 こんなことなら、昨日のうちに押金を渡して強引に契約しておくんだった。 気を取り直して、本日も部屋探しである。 取引先の工場の近くのマンションの窓をくまなく見る。 賃貸している部屋の電話番号を望遠レンズ付きのデジカメで撮影し、その場で電 話する。 2件部屋を見学した。 一つはたいしたことなかったが、もう一つはすごかった。 110平米。2室1庁2000元/月。以前は日系企業の某総経理が住んでいたらしい。 ここは家主との電話で広さと家賃を聞いて、予算と合わないから無理、と断って いたのだが、家主がやけに積極的。まぁ、見るだけでもということで行ってみた 次第。 部屋に入った瞬間、真っ白な床、広々とした応接間を見て、「うわぁ、セレブ だ・・・」と思った。 前日に見た高層マンションの近くであり、16階の部屋からは同じく海が見える。 昨日の部屋の応接部分を3倍ぐらい広くした感じだ。 自走車に乗った息子が「ぴゅ~っ」と動き回れそうだ。 一応ダメモトで価格交渉してみた。 2万元/年でいいという。一ヶ月当たり1600元ぐらい。 ちょっと無理すれば決して払えない金額ではない・・・。 広々とした空間・・・。高層階のセレブな生活・・・。 家に帰ってから、あの部屋でいいんじゃないの?と妻にたずねる、が、同意せず。 高すぎるとのこと。 昨日、高層階の生活の夢が破れた後に見つけた好物件だったので、私としては諦 めきれない。 妻と話し合うが少し険悪なムード・・・。 半日歩き回って疲れたので家族三人でお昼寝。 一眠りして冷静になってみると、妻が言うことが正しいと思えるようになった。 どうせ住むのは一、二年。その後は部屋を買うという目標がある。 買えるのはどうせ小さくて狭い部屋だろうし、あまり広い部屋に慣れてしまうと、 後でそのギャップに苦しむだろう。というのは冗談にしても、これから一、二年 は極力出費を抑えなければならない。 部屋を借りるということは単なる消費であって、後に何も残らない。 だが部屋をローンで買うとなれば違う。支払いが終われば固定資産が手元に残る。 当たり前の事なのだが、家族の生活設計を考えた場合、資産を残していくことは 非常に大切なことだ。 部屋探しは妻に一任した。 「あと40日あるから大丈夫よ」と妻は言う。 久しぶりのめったにない完璧な休日だったので、部屋探しを焦っていたようだ。 これからは週末ちゃんと休めるかどうかわからないので、妻に部屋探しをお願い した。 お手伝いさんも部屋探しに協力してくれるそうだ。 現在の家主も別の部屋を紹介してくれそうである。 お父さんは仕事を一生懸命がんばることに集中しよう。 PR |
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プロフィール
HN:
大連太郎
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/06/09
職業:
技術職
趣味:
インターネット、DVD鑑賞
自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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