中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の
筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した
りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
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毎日の通勤に利用しているのが、金州と開発区を結ぶマイクロバスである。
やかましいクラクションと、これまたやかましい「金州!金州!」という呼び子 (乗務員)の声。 料金は、開発区新瑪特→金州新瑪特が3元。 私の知る限りでは二種類のコースがある。 一つは開発区新瑪特から真っ直ぐ金州に向かうコース。 左手に安盛デパートを見ながら真っ直ぐ進み、軽軌の下をくぐり、ひたすら直進。 突き当たりを右に曲がり、左手にキャノンの工場を見ながら、建設中の金州軽軌 手前の交差点で左折。あとは軽軌沿いに金州まで一本道である。 第二のコースは開発区医院の前を通り東芝の工場の前を経由して、工業区へ抜け る。マブチモーターの工場の手前を左折。まっすぐ行った突き当たりを右折すれ ば、左手にキャノンの工場を見る先ほどの道を走る。あとは一つめのコースと一 緒。 特に第二のコースは開発区の8路線のバスが通らないルートであり、工業区から 開発区医院に行きたいときに非常に便利である。なお、開発区内の移動であれば 1元。ルート上であれば停留所が無い場所でも乗り降りが可能であり、非常に便 利なバスである。 できるだけ多くの乗客を乗せるため、座席間隔は極めて狭い。エンジンの真上に もシートをひいて座れるようにしてある。最近当局からの指導があったのか、必 ず空いている座席に座るよう乗務員に注意される。 普通の大型バスであれば、降りる停留所が近づいたら降り口に立っていれば、停 留所に停まってくれる。しかしマイクロバスはそうはいかない。 たいてい乗務員が「○○(地名)、有没有下車?」と言うので、その地名が自分 の降りたい場所なら、すかさず「有!」と言わなければならない。でないとバス は停まらずにそのまま行ってしまう。 乗務員が訊いてくれない場合もあるので、停留所が近づいたら、「○○(地名)、 我下車!」と宣言する必要がある。中国語会話能力が試される瞬間である。 建設中の軽軌はなぜか金州駅には行かない。金州の工業地帯を通ることから完全 に工場労働者の通勤用という感じである。金州の繁華街に行くにはバスへ乗り換 える必要があるのだ。 なので、軽軌が開通してもマイクロバスは健在だろう。軽軌の駅までは1ブロッ ク歩く必要があるが、マイクロバスならば、マンションの目の前でも停まって乗 せてくれるのだから絶対バスのほうが便利である。 そんなわけで毎日のバス通勤を楽しんでいる次第である。 PR |
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プロフィール
HN:
大連太郎
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/06/09
職業:
技術職
趣味:
インターネット、DVD鑑賞
自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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