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中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の 筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
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2007/11/30-12:45 「尖閣」記載、通関を一時認めず=日航機内誌で見解要求-
中国
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007113000469


時事ドットコムに掲載されたニュース。
実際のモノを見たわけじゃないが、「尖閣」については、まだ政府間でケリがつ
いていない微妙な問題なわけで、日航のような一流企業であれば、「日本の領
土」と主張するような迂闊な記載はしていないとは思うが、デザイン変更する際
に、外注先のデザイン会社が「良かれと思って」より詳しい記載の地図を作成し
た、そんなところではないだろうか。
日航の担当者からすれば「余計なことをしてくれた」という感じかな。


こと中国に関しては政治的に微妙な問題については「触れない」のが原則である。
またどうしても「触れなければならない場合」は「以前のモノと変えない」のが
無難。
たとえば大連で発行されている日本語雑誌でも地図のページが記載されているが、
ある社では地図にチェックが入って、デザインを変更さざるを得なかった経緯が
あるらしい(私が関係している雑誌社ではないけど)。


そもそも中国で書籍を出版すること自体、特別な許可を必要とする行為なのだ。
だから、記事を作成する場合でも常識的なバランス感覚を必要とする。政治・軍
事の話は避けるとか、中国人や中国のことを批判したり、嘲るようなことは書か
ないとか。(以前、某誌が大連各所にあるオブジェのことを茶化した記事を書い
ていたが、私からすれば自分で自分の首を絞めるような行為としか思えない)


今回のことも、国際的な感覚からすれば、領土問題で争っている地域の地図の表
現に関することで、自国に乗り入れている航空機に置かれる雑誌、となれば見過
ごせない→当然のこと。日本の感覚であれば、それぐらいのことでいちいち細か
いこと言うかなぁ?といったところだろうが、国際的には「主張すべきことを主
張しない日本人」という感じ。日本はもっと言うべきことを言わないと。
自分が相手の立場になって「気分悪い」とか「むかつく」と思うようなことはし
ちゃいかんです。
このあたりの感覚をしっかり持ってないから今回のようなことが起こる。



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HN:
大連太郎
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/06/09
職業:
技術職
趣味:
インターネット、DVD鑑賞
自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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