中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の
筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した
りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 気がついたら、息子が二足歩行をしている。 そういや、もう生まれて14ヶ月だ。 まだまだ危なっかしいことこの上無いが、それでもなんとか歩いている。 ダッコをしてもらいたい時は「バーバ、バーバ」と言いながら寄ってくる。 この間、お腹を壊した時は痩せてしまっていたが、お尻から太ももにかけて肉が ついていた。すっかり重たくなって、抱きかかえるのも一苦労だ。 母乳は終了。 離乳食と寝る前の粉ミルク、後はフルーツ類、これが彼の食事である。 粉ミルクは特別のブランドで一回分あたり20元もする高価なもの。 パパが一日の飲食費30元以下でやりくりしてるのに贅沢なもんだ。 基本的には私たち夫婦と同じものを食べているが、私が辛いモノが好きなので、 特別に息子用の食事を用意することも多い。 仕事が忙しいので、あまり構っていられないが、たまに肩車をしたり、先日はお 馬さんごっこをしてみた。結構ウケは良いようだ。 自分が子供の頃、父親に遊んでもらった(であろう)ことを繰り返しているだけ だ。 もっともっと父親らしいことをしてやりたい、と思うのだが、自分が子供の頃、 父親はどんな風にしてくれたっけ?、と、すっかり忘れてしまっている。 キャッチボールとか、まだ無理だし、どこかへ連れて行くのも母親不在では無理。 あぁ、そういえば、先日、家族三人で初めてKFCへ行ったんだっけ。 チキンは食い散らかすし、おしっこは漏らすし、で大変だった(笑)。 中国は小さい子供については実に寛容だ。 町中、そこらでおしっこをさせても誰も文句は言わない。 私が子供の頃の日本もそうだった。 今はそうじゃないけど。 大連の子供たちは路上でよく遊んでいる。 よく見ると、メンコやゴム跳びだった。 古き良き昭和、という感じ。 中学生や高校生になるとサッカーやバスケットで遊んでいる。 ウチの息子はまだまだ小さいので外で遊ぶのは無理だが、できるだけ体を使う遊 びをさせたいと思う。 勉強は効率よくさせたいと思うが、私の中国語の教科書の読解力には不安がある。 日本の教科書なら、ポイントを絞って効率よく教えられると思うのだが・・・。 いずれにしても早く会話ができるようになって欲しい。中国語でもいいから。 PR 以前住んでいた開発区のマンションの向かいのマンション(ややこしい表現だ が)に住んでいる23歳の女性がいる。 妻の友達の妹さんなのだが、我が家によく遊びに来る。 遊びに来た時はたいてい我が家に泊まっていくのだが、まぁ、妻の友達でもある から私は特に反対はしない。 今日も家に帰ったら、彼女が居た。 だが、私の持っているモノを見て「コーラは体に悪いから飲むべきではない」と のたまうのでムカッときた。 「あなたに関係ないでしょ!」 と言おうと思ったが、先日からキレやすいのを改善努力しているので、深呼吸を した後、「健康を心配しているから無糖のコーラを買ってきたんだ」と言い返し た。 「無糖でも関係ない。飲料は飲まないほうがいい。」と更に言ってくる。 もう相手にするのも嫌になったので、そのまま部屋に行く。 客の分際で帰宅したばかりの家の主に意見を言う。 日本なら失礼極まりないことだが、これが中国式なのだろうか。 彼女が帰った後、妻に言った。 主人が帰ってきた時、客人が開口一番で主人に意見することは、日本ではとても 失礼なことだ。貴方の大事な友達だから私は怒らなかったが、私は非常に気分が 悪い。 貴方が私に同じ事をしたなら問題無い。貴方は私の妻であり、夫の体を心配する のは当然のことだからだ。だが、彼女は私の何なのだ?何も関係無いだろう。い や、関係があったら、それはそれで問題だ。 結果的に怒ることになってしまった。 しかし、今回ばかりは、言うべきことは言わないとダメだと思った。 家庭はプライベートな場であり、唯一心を許せる場である。 そのような私にとって特別な場にやってくる第三者には、一定の礼儀を求めるの は当然のことであろう。違うだろうか? 忙しいという理由。 連日早朝に家を出て、夜中の帰宅。 ブログ書いてるヒマがありません。 Outlookの「仕事」リストには20件以上のやらなきゃならない仕事があって、ど れも「至急」。 私は一人しかいないわけで、一人でできることは限られているわけで、家にいる と子供と妻が仕事の邪魔するし、普通ならキレてるケース。 更に体調崩してお腹壊しているし、今日は何もしたくない。 前にも書いたけど、いま担当している仕事、他の会社に頼んでいる仕事は、何一 つ順調にいった試しがない。かならず問題が起きて、それも日本じゃ考えられな いような理不尽な問題。 一つは「停電」。 こいつのせいでスケジュールがたてられないし、たてても意味がない。 もう一つは「忙しいからできません」というやつ。 こちとら日本と貿易するわけだから、まとまった数量・それなりの金額の仕事を 持ってきている。「できない」なんて簡単に言うな!やれよっ! って言いたい。 仕事の駆け引きがものすごく疲れる。 普通にやれば間に合う時間の倍のスケジュールでお願いしても、「忙しい」「時 間が足りない」「いつできるかわからない」という返事。 これを、おだてたり、すかしたり、時には脅したりして、締め切りに間に合わさ せる。 普通にやっていれば楽勝で間に合う仕事だというのがわかっているから、精神的 にものすごく疲れる。 先日、とうとう締め切りに間に合わない、という仕事があった。 原因は工場の停電と作業担当者が休みで不在だったためだった。 日本だったら一度約束した仕事はどんな手段でも使ってやり遂げるのが当たり前。 しかし、こちらは「停電なんだから仕方ない。無理だ。」でおしまい。 同業他社の工場に依頼してでも仕事を完了させよう、とか思わないらしい。 ならオレがやる!とばかりに意気込んで私がやってみた。 結果、ダメだった。やはりプロの技にはかなわないらしい・・・。 自分でなんとかできないのが本当にくやしい。 仕事は結果がすべてだ。 やるべき時にやるべき事をやらないのでは、全く意味がない。 人にものを頼む苦労を考えたら自分でやるほうが精神的に楽だ。 だが自分にその仕事を完遂させる技術が無い場合は人に頼むしかない。 そこから駆け引きが始まるのだ。不毛な駆け引きが。 なんで素直に引き受けてもらえないのだろう。 仕事だろうが!仕事の対価は当然支払うのだ。 「金払うんだから、やれよ!」なんて命令口調で言うことは決してない。 「やってください」極めて普通の仕事の依頼方法だと思う。 いつか、この駆け引きに慣れることはできるのだろうか。 慣れなければ、中国での仕事は続けていられないし、慣れたら慣れたで、その時 は人として何か大切なものを失っているような気がする。 すでにその前兆はある。 妻に対して優しく接することができなくなってきている。 ちょっとしたことで口論になる。 以前なら、何か妻から言われても、「僕が悪かった、ゴメンね」と素直に言えた。 今は、「いちいちうるさいよ。こっちは必死で仕事してるんだから邪魔する な!」と日本語で言い返す。中国語で何と言えばいいか分からないのと、仮に言 うことができたとしても、更に口論がエスカレートするだろうから敢えて日本語 なのだ。 最近、妻の友達がよく家に泊まりに来るのだが、彼女いわく「もし、貴方が私の 夫だったら、私は耐えられないわ。だって夫婦での会話が少なすぎるから」と言 われてものすごくショックを受けた。 私の中国語能力は限られている。 中国人同士のように普通の世間話や、ましては夫婦間の微妙な会話なんて、まだ まだ無理だ。家でも、寝る直前まで仕事をしていることが多く、確かに食事の時 ぐらいしか会話がない。妻が口を開けば、「早く部屋を買いたい」「外で働きた い」の繰り返し。私からすればうんざりである。そういう不毛な会話はしたくな い。 おしゃべりをしながら仕事なんてできないし、ましては長話ができるほど語彙も 無い。「最近どぉ?」「今日は何してた?」なんて機械的な会話を毎日繰り返す のは私自身が耐えられない。 仕事に追われて、いや仕事に逃げている自分がいる。 このままでは良くない。軌道修正をせねば。 だが、一日一日を乗り切るのに必死で、どうしたら現状を打破できるのかわから ない。 妻は、団地の友達とおしゃべりをして少しでもストレス解消にはなるだろうが、 私自身がこのような状態では根本的な解決にはなっていない。 何か手を打たないといけないのだが、その日の仕事を片付けた後では、ボーッと していたい、早く休みたい、その繰り返しである。 こと家庭のことになると、仕事のように、検討して、計画を立て、行動に移す、 というわけにはいかないのだ。 相変わらず、憂鬱なブログである。 読者の方々には申し訳ない。 まず、怒りそうになったら深呼吸することから始めようと思う。 問い詰められたら、ちょっと待って、と言おう。 一呼吸して、よく考えて返事をする。感情のままに返事をするから口論になるの だ。 子供ともっと遊ぼう。彼の成長にとって今が一番大切な時期だ。 仕事ばっかりして遊んでくれないお父さんではダメダメである。 仕事でも、すぐ対応するのではなく、一呼吸置くようにしようと思う。 急ぐから無理をして失敗することになる。過度な期待はしない。どうせなんらか の問題は発生する。問題が起きたら上司に報告して可能な対応をするだけだ。私 にできることは限られている。守りに入った消極的な対応だが、割り切って仕事 をしないと自分が精神的に潰されてしまう。攻めの仕事は上司に任せることにす る。目先の仕事をきちんと片付けるだけでも中国では大きな苦労を伴うのだか ら・・・。 あ、今テンパってるな・・・ と、冷静に自分を見つめられるように、努力しよう。 私は平凡な人間でスーパーマンにはなれない。 もう一度、初心に返る。 一度にひとつずつ。 私の好きな座右の銘である。 欲張ったり焦ったりしたらロクなことがない。 結局、一度にひとつずつ、確実にこなしていくしかないのだ。 |
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プロフィール
HN:
大連太郎
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/06/09
職業:
技術職
趣味:
インターネット、DVD鑑賞
自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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