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中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の 筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
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本日、中国は全国的にお休み。
清明節といって日本で言うところのお彼岸みたいなもの。お墓参りをする。


というわけで、今日も部屋探しに行ってきました。
狙い目はやはり金州。
この間見学したマンションの他の部屋を探します。


と言っても、今日は場所と大家さんの電話番号を控えるだけ。
ここぞとばかりに母のお古の一眼レフデジカメが登場。
最大200mmの望遠レンズが付いているので、窓の小さな張り紙でもクッキリ・ハ
ッキリしっかり捉えて写せます。


妻が金州にこだわるのは、やはり物価。
現在の我が家は開発区の中心街、安盛デパートの裏。
近所のスーパーでのお買い物は少々高くつきます。
先日金州のマンションを見学に行った時、ついでに近所のスーパーの物価も調査
してきました。
やはり思った通り安めです。


たくさん写真を撮って家に帰ると、さっそく妻が電話。
日曜日に4件の見学の予約を入れました。
今回は私は見学に同行しません。
妻にじっくり吟味してもらいます。


良い部屋が見つかるといいなぁ。


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仕事上のトラブルが発生。
自分が段取りしたわけではないので状況を把握するために急いで市内へ移動しよ
うとタクシーに乗車。
タクシーが大連湾を出たあたりで渋滞に掴まる。


んー、急いでいるのにどうしたんだろう?
渋滞の先頭は?と目を凝らして見ると、前の方は流れている。
どうやらすぐ抜けられそうだ。
大方、故障車か事故が原因だろう。


中央分離帯近くの車線で、車が車線変更して移動している。
運転手が「おぉ~」となにやら声を上げる。
窓の外を見ると・・・


人が倒れていた・・・。
男性一人、女性一人。
女性は頭から出血している。


おいおいおい、大変じゃないか!


運転手が、オートバイと乗用車の事故だと言っている。
我々の車は現場を通り過ぎた。
他の車も次々と現場を通過する。


助けたりしなくていいのか?


まだ救急車は到着していない。
倒れている二人の回りには人がいない。


この日はトラブル収拾をしなければならず、家に戻ったのは深夜2時。
テレビでニュースを見る暇もなかった。
あの二人は助かったのだろうか・・・。



タクシーを乗るほどの距離でもない近場の場合、よくオートバイを利用する。
一見大型のバイクだが、エンジン音はカブと一緒、せいぜい150ccぐらいだろう。
街中ではお客を乗せてる場合、40km/h以上出さない。急発進や急ブレーキもない。
運転手に掴まることすらしない若い女性客が多いからだ。
もちろん運転手も客もノーヘルである。
「そんな危険な乗り物によく乗るねぇ・・・」という意見もあるだろうが、じゃ
あタクシーが安全かというと、決してそうとは言い切れないだろう。急発進、急
ブレーキ、猛スピード、お客を乗せてるという自覚あるのか?と小一時間ほど問
い詰めたくなるタクシー運転手がたくさんいることは、大連に住んでいる方々な
らご存じの通りである。


事故に出会うかどうか、これはもう運次第である。
大連で生活していく上で交通機関を利用しないわけにはいかない。
どれに乗ろうとそれなりのリスクはあるのだ。
仕事では出来る限り、電車やバスを利用するようにしている。
しかし、急ぎの場合や、終電・終バスの後はタクシーを利用せざるを得ない。


なんだかんだ言っても、交通事故を見かけるのは一ヶ月に一回あるかないか。
交通事故の頻度は日本にいるときとそれほど変わらないような気がするのは気の
せいか?

あと40日で現在の部屋の契約が切れる。


というわけで部屋探しである。
火曜日に見つけた新築マンションの窓に貼られた電話番号。
土曜日に見学する予定を入れて、昨日見てきた。


エレベーターは日本ブランド。17階という高層階だが素早く滑らかな動き。
ビルの端部屋で実に良い眺め。海も見える。2室1庁80平米。1200元/月。
一目で気に入った。


家に戻ってから妻が家主に電話。翌日押金を渡すことで合意。
高層階で夜景を見ながらくつろぐのはかねてからの夢だった。
ますます中国生活が楽しくなりそうである。


翌日、昼前に来電話。
家主からキャンセルの電話だった。
妻が理由を問いただす。
どうやら私らよりも好条件で契約を申し出た人がいたらしい。
こんなことなら、昨日のうちに押金を渡して強引に契約しておくんだった。


気を取り直して、本日も部屋探しである。
取引先の工場の近くのマンションの窓をくまなく見る。
賃貸している部屋の電話番号を望遠レンズ付きのデジカメで撮影し、その場で電
話する。
2件部屋を見学した。
一つはたいしたことなかったが、もう一つはすごかった。


110平米。2室1庁2000元/月。以前は日系企業の某総経理が住んでいたらしい。
ここは家主との電話で広さと家賃を聞いて、予算と合わないから無理、と断って
いたのだが、家主がやけに積極的。まぁ、見るだけでもということで行ってみた
次第。
部屋に入った瞬間、真っ白な床、広々とした応接間を見て、「うわぁ、セレブ
だ・・・」と思った。


前日に見た高層マンションの近くであり、16階の部屋からは同じく海が見える。
昨日の部屋の応接部分を3倍ぐらい広くした感じだ。
自走車に乗った息子が「ぴゅ~っ」と動き回れそうだ。
一応ダメモトで価格交渉してみた。
2万元/年でいいという。一ヶ月当たり1600元ぐらい。
ちょっと無理すれば決して払えない金額ではない・・・。
広々とした空間・・・。高層階のセレブな生活・・・。


家に帰ってから、あの部屋でいいんじゃないの?と妻にたずねる、が、同意せず。
高すぎるとのこと。
昨日、高層階の生活の夢が破れた後に見つけた好物件だったので、私としては諦
めきれない。
妻と話し合うが少し険悪なムード・・・。


半日歩き回って疲れたので家族三人でお昼寝。


一眠りして冷静になってみると、妻が言うことが正しいと思えるようになった。
どうせ住むのは一、二年。その後は部屋を買うという目標がある。
買えるのはどうせ小さくて狭い部屋だろうし、あまり広い部屋に慣れてしまうと、
後でそのギャップに苦しむだろう。というのは冗談にしても、これから一、二年
は極力出費を抑えなければならない。
部屋を借りるということは単なる消費であって、後に何も残らない。
だが部屋をローンで買うとなれば違う。支払いが終われば固定資産が手元に残る。
当たり前の事なのだが、家族の生活設計を考えた場合、資産を残していくことは
非常に大切なことだ。

部屋探しは妻に一任した。
「あと40日あるから大丈夫よ」と妻は言う。
久しぶりのめったにない完璧な休日だったので、部屋探しを焦っていたようだ。
これからは週末ちゃんと休めるかどうかわからないので、妻に部屋探しをお願い
した。
お手伝いさんも部屋探しに協力してくれるそうだ。
現在の家主も別の部屋を紹介してくれそうである。


お父さんは仕事を一生懸命がんばることに集中しよう。



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HN:
大連太郎
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/06/09
職業:
技術職
趣味:
インターネット、DVD鑑賞
自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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