中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の
筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した
りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 一昨日の金曜日の夕方の出来事。 香炉磯の取引先の会社に出張していた。 デザインルームで試作品を眺めていると、突然PCのモニタの電源が落ちた。 舌打ちするスタッフ。 PCだけではない。照明も落ちてる。 ブレーカーが落ちた、とかではなさそうだ。 隣の工場も機械が止まっている。 とりあえず私の仕事には支障が無いので、試作品にOKのサインをして取引先を後 にした。 ちょっと小腹が空いたので近所の屋台で羊肉串を食べる。 焼きトウモロコシを食べ終わった後、バスに乗って香炉磯の駅へ向かう。 駅に着いてから同僚が切符を買いに行った。 私は改札口で彼を待つ。 ふと改札口の機械を見ると様子がおかしい。 電源が入っていないようだ。 駅まで停電していたのか・・・。 日本の皆さんは駅に入った瞬間に停電とかわかりそうなもの、と思うだろうが、 ここは中国である。昼間は駅といえども照明を点けてなかったりするし、仮に点 いていても薄暗くて点けていようと消していようとあまり変わりはなかったりす る。だから改札口まで来てやっと停電だと気づいた次第。 駅まで停電とすると、香炉磯一体が停電ということか? 大連は最近猛暑が続いていて、エアコンなど日中の電力消費量は増加しているこ とは容易に想像できる。送電が追いつかなくなり一気に停電・・・。 あくまでも私の想像だけど。 駅の係員はそのまま行っていい、下車する駅で「香炉磯が停電だった」と言いな さい、と言う。そのまま改札口を通過。 日本では鉄道の電力は一般電力とは別系統で供給されているのだが、軽軌は違う ようだ。 香炉磯駅がすべて停電してしまったということは、列車は動いてないのかも知れ ない。 30分経っても列車が来ないではないか。(昼間は20分間隔で列車が来る) ホームの客の一部がしびれを切らして駅員に列車は動いているのか尋ねていた。 停電だから駅の構内放送も使えない。状況がわからない。 もう諦めてバスに乗ろうか、と思ったらノロノロと列車がやってきた。 列車の動力用の電力は別系統らしい。 しかし香炉磯駅全体が停電したことから運行管理システムにはなんらかの支障が あったと思われる。 到着した列車はなかなか出発しない。 車内放送も無い。 10分ほど待っただろうか。やっとドアが閉まった。 列車は定刻よりも40分程遅れて出発。 次の駅では列車2本分の乗客が乗り込んできて大混雑。 最近トラブルに遭遇してばかりのよーな気がする。 PR 最近出張(と言っても市内へですが)が多く、直行直帰だったりします。 自宅ではPC使っていると、「そんな暇があるんだったら子供の面倒見て」と妻か ら言われ・・・。 寝るのも早いです。8時か9時には消灯。 起きるのは6時ぐらいだけど、夜泣きで夜中に何度か起こされますから、寝足り ない感触は否めない。 そんなわけでブログほったらかしにしてました。 取引先工場に発注している仕事で立ち会いのために出張しているんだけど、夏場 のこの時期、計画的な停電とやらで予定が狂いっぱなし。 そういう場合は「急な休み」になるんだけど、正直自宅に居ても子育てで心が安 まる暇が無い。仕事してるほうがまし。 今日は事務所で待機中。 発注していた金型ができるのを待ってる。 それが上がってこないと生産ができない。 困ったもんだねぇ・・・。 【中国】マクドナルド:「レシート英語ばかり」男性が訴える http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070727-00000014-scn-cn 「初歩的な英語でしょ。読めないほうがおかしい。」 こう思う日本人は多いかも知れない。 しかし、中国では「初歩的な」英語であっても日本のように衆知されてはいない。 例えば、日本でレシートにハングルで印刷されていたとすればどうだろうか? 在日韓国人ならば難なく読めるが、大半の日本人にとっては読めない。 「韓国製のレジだからハングルで印刷されるんですよ」 では済まされない。 中国では英語名の商品はすべて中国語表記にされなければ受け入れられない、と 言うか理解してもらえない。 例えば「CocaCola」は「可口可楽」。 日本でも最近は「CocaCola」なんて書かない。カタカナで「コカコーラ」だ。 こういうのをローカライズという。 日本語は「漢字」「ひらがな」「カタカナ」「アルファベット」の4種類を使う 世界でもかなり特殊な部類に入る言語だ。 日本の常識は別の国では常識とは限らない。 中国には中国のやり方、物の価値観がある。 中国は今、食の安全問題で日本から叩かれている。 金になるのであればどんな手段もいとわない。 中国でビジネスをしている者にとってはこれは中国の商習慣としてよく知られて いることだ。だから日本へ輸出するモノについては「品質管理」が重要なのは常 識だ。 今回の問題は一部の貿易業者の品質管理の甘さが露呈されたに過ぎない。 マスコミで大々的に報じられたせいで、真面目にやっている貿易業者が割を食っ てしまった。 取引相手の品質管理を信頼する、これは日本のビジネスの手法だ。 相手の品質管理を信頼せず自ら立ち会って検査する、これが中国との取引を失敗 せずにやる方法である。 国際感覚を磨くということは、日本の常識を捨てることなんだなと痛感する今日 この頃・・・。 |
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大連太郎
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性別:
男性
誕生日:
1970/06/09
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技術職
趣味:
インターネット、DVD鑑賞
自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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