中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の
筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した
りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 【中国】マクドナルド:「レシート英語ばかり」男性が訴える http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070727-00000014-scn-cn 「初歩的な英語でしょ。読めないほうがおかしい。」 こう思う日本人は多いかも知れない。 しかし、中国では「初歩的な」英語であっても日本のように衆知されてはいない。 例えば、日本でレシートにハングルで印刷されていたとすればどうだろうか? 在日韓国人ならば難なく読めるが、大半の日本人にとっては読めない。 「韓国製のレジだからハングルで印刷されるんですよ」 では済まされない。 中国では英語名の商品はすべて中国語表記にされなければ受け入れられない、と 言うか理解してもらえない。 例えば「CocaCola」は「可口可楽」。 日本でも最近は「CocaCola」なんて書かない。カタカナで「コカコーラ」だ。 こういうのをローカライズという。 日本語は「漢字」「ひらがな」「カタカナ」「アルファベット」の4種類を使う 世界でもかなり特殊な部類に入る言語だ。 日本の常識は別の国では常識とは限らない。 中国には中国のやり方、物の価値観がある。 中国は今、食の安全問題で日本から叩かれている。 金になるのであればどんな手段もいとわない。 中国でビジネスをしている者にとってはこれは中国の商習慣としてよく知られて いることだ。だから日本へ輸出するモノについては「品質管理」が重要なのは常 識だ。 今回の問題は一部の貿易業者の品質管理の甘さが露呈されたに過ぎない。 マスコミで大々的に報じられたせいで、真面目にやっている貿易業者が割を食っ てしまった。 取引相手の品質管理を信頼する、これは日本のビジネスの手法だ。 相手の品質管理を信頼せず自ら立ち会って検査する、これが中国との取引を失敗 せずにやる方法である。 国際感覚を磨くということは、日本の常識を捨てることなんだなと痛感する今日 この頃・・・。 PR |
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プロフィール
HN:
大連太郎
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/06/09
職業:
技術職
趣味:
インターネット、DVD鑑賞
自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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