中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の
筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した
りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
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調査のバイトを頼まれた。
特定分野の企業ホームページを閲覧して、問い合わせ用のメールアドレスを収集 する、というもの。 実際には企業名、住所、電話番号まで入力しないといけないので、結構面倒だっ たりする。 10時間かけて、先にメアド以外の基本情報をExcelのワークシートに入力。800件 近くもある。 URLや企業名でソートして重複を削除。700件ぐらいに減った。 さて、後は一件ずつホームページを表示させてメールアドレスを集める。 自動巡回ソフトを使う荒業もあるが、認識率がイマイチ。リンクを勝手にたどっ て、無関係なページの メアドを収集されても困る。 ご存知のように日本では迷惑メール防止法により、事前に承諾を得ていないメー ルに対しては 「未承諾広告」の単語を題名に付けることが義務付けられている。 しかし、これを真面目に守っていては、セキュリティソフトに弾かれて、メール は確実に読んでもらえない。 では、それを守らずに送ってしまったら、読んではもらえるだろうが、法律違反 でいずれ検挙される。 出会い系サイトの業者でも無い限り、そのようなリスクを犯す企業はまず無い。 迷惑メール防止法には「承諾を得ずにメールを送信しても良い」という例外規定 がある。 それはそのメールアドレスの所有者が自分のホームページでそのメールアドレス を公開している場合 である。企業や店舗の経営者の方は、「お問い合わせ」という形で、メールアド レスを公開している 場合が多い。 今回、依頼されたのは、このような公開された企業メールアドレスの収集だ。 一件一件、企業のホームページを調べていくと、いくつかのパターンに分かれて いることが理解できる。 (1)一番単純なのは、mailto:info@xxxx.com などのように「mailto:」でお問い 合わせ用のメールアドレスを 公開しているというもの。これは自動巡回ソフトでも収集しやすい。 迷惑メールを嫌って、「@」マークを全角にしたり、●などの記号に変えたりして いる場合もある。 もっとも単純で効果的なのは、「info@xxxx.com」というメールアドレス表示を GIF画像にしてしまうやり方。 画像なので、自動巡回ソフトでは認識できない。 (2)もう一つの方法は、メールフォームを使うやり方。 お問い合わせ用のメールアドレスは教えずに、フォームにお問い合わせ内容やお 問い合わせ者のメールアドレスを記入させる、というもの。 (3)上記(1)と(2)の複合スタイルもあった。 メールフォームでのお問い合わせがどうしてもうまくいかない方は、こちらの メールアドレスにメールを送ってください、というやつ。 (4)電話番号のみ。 メールでの問い合わせは不可、というタイプ。電話で問い合わせるしかない。 (5)電話番号すら表記してないホームページもあった。 単純に忘れただけ、と思いたいが、本当に商売する気あるのだろうか? 今回の仕事を遂行する上では、(1)が一番ありがたい。 しかし、個人的には(3)が利用者にとっては一番便利だと思う。 (2)は確かに迷惑メールを締め出すには効果的だ。 しかし、同時にお客を逃してしまっている可能性も否定出来ない。 例えば、フォームの項目の一つ、「お問い合わせ者のメールアドレス」を全角で 入力してしまうお客様。 「半角で入力してください」と表示してくれる親切なCGIプログラムならまだい いが、「メールアドレスが不正です」と表示されたら、お客様はパ ニックだ。 メールアドレスは正しく入力したはずなのに、メールフォームのCGIプログラム は受け入れてくれない。 そのうち、お客様はお問い合わせすることを諦めてしまう。 「そんな情弱なお客様はいらない」という態度を取れるのは大企業ぐらいだろう。 一方で、「使い慣れたメールソフトからメールを送りたい」という場合もある。 メールソフトを使えば、どんなメールを送ったか受信したか検索機能ですぐ把握 できる。 これはメールのやり取りが多い企業経営者の方などのニーズだ。 メールフォームで問い合わせた内容は自分のメールソフトには記録されない。 これでは自分がどんな質問をしたのか、後から把握できない。 お問い合わせ内容を、自分のメールアドレスにも送ってくれるCGIプログラムも あるが、全てのメールフォームがそのような動作をしてくれるわけで はないの で、完全とは言えないだろう。 メールフォームは問い合わせ内容を一定の型にはめることができる。 これは、お問い合わせを受け取る企業からすれば、自分たちに都合が良いだろう が、ビジネスはそんなきっちりした状態からは始まらない。 細かく項目が別れたメールフォームがあるが、お問い合わせをしようとしている お客様のニーズにはマッチせず、結局お問い合わせを断念してしまう。 私は「mailto:」によるお問い合わせが、単純でかつ効果的だと思う。 「mailto:」をクリックすればメールソフトが起動する。 その時には相手のメールアドレスは宛先に入力済みで、後は題名と本文を書くだ けだ。 万が一、タイトルや本文を入力し忘れて送信してしまったとしても、自分のメー ルアドレスは相手に伝わる。 真剣にビジネスのことを考えている企業ならば、「どういったご用件でしょう か?」とメールを返信してくる。 そこからお取引が始まるかも知れないのだ。 「mailto:」ではメールアドレスをそのまま公開しているわけだから、迷惑メー ルもたくさん来るだろうと思う。 しかし、迷惑メールは送信主のメールアドレスを偽装していることがほとんどな ので、分別することは容易い。最近のメールソフトは、それぐらいの機 能はある。 迷惑メールの排除に力を入れすぎたあまり、ビジネスチャンスを逃してしまうの は本末転倒だ。 明日一日であと400社のホームページをチェックしないといけない・・・。 果たして終わるだろうか? 中国の金盾のせいで表示されないページも多く、裏技を使って無理やりページを 表示させているのだが、やっぱり面倒なことには変りない。 ギャラは中古のネットPCに化ける予定w なんか目標(楽しみ)がなけりゃ、やってらんねーよ、ってくらい面倒な仕事。 せっかくの週末が・・・ PR
本日携帯が届く。
早っ。 購入したのはソニエリのW908。2007の旗艦モデル。 中古ということで、二~三箇所傷があったが、機能的には問題無い感じ。 SIMカードに登録された電話帳もピンイン頭文字ですぐ呼び出せる。 メールも打ちやすい。 カメラも2メガピクセルで部屋灯りでも結構キレイに写る。 Wシリーズということで、一番のウリはウォークマン機能。 付属のイヤホンで聴いてみたら、音質はそれなり・・・。 イヤホンが悪いのだろうと思い、ウォークマンで普段使っているイヤホンに交換 したみたら、充分満足のいく音。これならウォークマン持ち歩かなくて も良さ そうな感じ。 ただし、ケーブル類が結構ごちゃごちゃするので、なんかイヤ。 Bluetoothのイヤホンを買ってしまうかも知れない。 3年前のモデルとは言え、さすがにフラッグシップモデルなので、よく出来て る。ギミックや動作に高級感がある。十分実用的で、余計な機能も無い。 良い 買い物をした。 私が携帯を買ったのを見て、総経理も別の携帯を注文していた。 総経理は既にLG電子のタッチパネルタイプのスマートフォンを持っているのだ が、本人いわく、タッチパネルはどうも使いづらいらしい。 それは私も同意できる。 タッチパネル式は、押しても反応しなかったり、間違ったところを押してしまっ たりしてどうも使いづらい。 メールも高速に打てないし・・・。 手書き文字入力とか最初は面白いのだけれど、漢字の形を正確に覚えていないと 出てこない。 しかたなくピンインで入力しようとすると、画面上のボタンが小さすぎて押し間 違える。 スタイラスペンを使っても押しにくいのだからどうしようもない。 総経理は車を運転中に電話を受けることが多いので、タッチパネル式だと特に使 いづらいと感じるようだ。 日本では運転中の通話は原則として禁止だが、中国ではアリである。 だから、運転を邪魔しない操作性の良さという要素も結構重要で、総経理はじっ くりとタオバオで携帯を選んでいた。 今回、はじめて中古の携帯を買ったのだが、結構アリだな、というのが正直な感想。 新品でそこそこの機能を持った携帯を街中で買おうとすると1000元以上、と いうのが従来の中国のイメージだったが、今回買ったのは500元弱。 新品で 街中で買えば1500元以上はするかも知れない。 先週買ったのは新品のソニエリで300元弱。 携帯も安くなったものだ。 500元以下というのは、ある意味「失敗しても諦めのつく価格」ということ。 だからネットでも買える。 今回、妻にも携帯をプレゼント。SAMSONの2年前に流行したやつ。380元の新 品。スライド式。 喜んでもらえたようだ。 流行に左右されない人ならば、型落ちの新品在庫処分携帯や中古携帯もアリかと 思う。 中国国内ならば、通話とメールさえできれば充分でしょう。日本語機能もいらな いし。 Youtubeも見られないし、twitterもできない。政府が禁止してるから、諦めもつ くというもの。 携帯で余計なことをしなくて済むのだから楽だ。中国万歳。
10月30日に、野沢那智さんが亡くなられたそうで、ちょっとショックです。
私にとって野沢那智さんは、「声優」という職業を強く意識させてくださった方 です。 小さい子供の頃から父と一緒にテレビの洋画劇場を観ていたのを思い出します。 社会人になってから、その頃の映画をDVDで見るのですが、オリジナル英語音声+ 字幕よりも、日本語吹き替えのほうが落ち着く。 野沢さんの声は特徴的で、一目で、いや、一聞きでそれとわかる。 キザでカッコイイ。 映画の内容を理解し楽しむだけならば、字幕でもいい。 でも、野沢さんが吹き替えるとエンターテイメントになる。 私が日本を出る前に最後に観たのは「刑事ナッシュ・ブリッジス」。 全編は観終わってないです。 野沢さんと青野武さんとのコンビは最高。 もう野沢さんの新しい演技を聞くことができないと思うと非常に残念です。 野沢さんの、ご冥福をお祈りいたします。 |
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プロフィール
HN:
大連太郎
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/06/09
職業:
技術職
趣味:
インターネット、DVD鑑賞
自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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