中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の
筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した
りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
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最近、三輪車に乗る機会が多い。
とある軽軌の駅前。三輪車しかないのでそれを利用しているだけなのである。 初めて乗ったのはヒルトン(現日航ホテル)の前からロシア街まで。 料金は確か4元ぐらいだったと思う。 薄くて頼りないドア。やかましい原付エンジン音。およそ快適とはかけ離れた乗 り物なのだが、中国ならではの情緒を感じさせてくれるので、個人的には結構気 に入っていたりする。 どういうところに情緒を感じるのか。 とにかく三輪車はゆっくりと走る。 それほど早くは走れないようだ。 ゆっくりと走るということは、周りの景色もゆっくりと動く。 そうするとタクシーに乗っていた時の速度では見過ごしていた周りの景色をゆっ くりと堪能できるのだ。 言うなれば馬車の乗っている感覚だろうか。馬車に乗ったことは数えるぐらいし か無いのだが、とにかく不思議な感覚なのである。 東北地方ならではの、ゆったりとした丘陵地帯。 冬の寒空は蒼く澄んでいて雲一つ無い。 そういう場所を三輪車はのんびりと走る。 あぁ、ここはかつて満州と呼ばれた地なんだなぁ、と一人悦に浸ったりする。 これで仕事じゃなければ最高なのにねぇ・・・と思ったりするが、よくよく考え てみれば、仕事でもなければこんな場所で三輪車に乗ってないな・・・。 そんなわけで、今日も三輪車に乗って、お仕事してます。 PR |
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プロフィール
HN:
大連太郎
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/06/09
職業:
技術職
趣味:
インターネット、DVD鑑賞
自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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