中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の
筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した
りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
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仕事上、取引先の方々と中華料理のお店で接待、ということがたまにある。
日本人だけならば日本式のマナーで問題ないが、中国人の方々と一緒の場合は注 意が必要だ。 まず、ビールなどを注がれようとされた場合。 日本式にグラスを両手で持って受けてもかまわないようだが、中国式ではテーブ ルに置いたままで受けて、注がれている際、人差し指と中指でグラスの前のテー ブルをトントントンと軽く叩くのが習慣。注杯してくださってありがとうという 意志を伝えるものらしい。 注杯をお断りする場合は、グラスを手で覆い、「申し訳ない。糖尿病で医者から 止められているので飲めないのです。」と理由を言ってお断りする。 「糖尿病」じゃなくて単に酒に弱い場合は、「肝臓に障害があって」でもいい。 これは『病気で酒を飲んだら生死にかかわるのだ。仕方がないのだ。あなたの面 子をつぶすつもりは全く無い』という感じで、相手の善意を尊重しつつも、もっ ともな理由で注杯を断るのがポイントである。 白酒などアルコール度数の高い酒を勧められた場合は、「以前飲んで死にそうに なったから、ビールで勘弁して」とビールグラスを差し出す。 相手はとにかく酒を注げれば自分の面子が立つので、大抵問題はない。 中国では日本と違ってタバコを勧められることがよくある。 タバコの場合は一本取って相手に火を点けてもらうのがマナー。頃合いを見つけ て返杯ならぬ返タバコをすればOK。 タバコを吸わない場合は「ごめん。吸わないんだ。代わりにビールを飲むけどい いか?」と言ってグラスに手をかける。 相手はとにかく何か貴方にしてあげて面子が立てばいいので、気持ちよくビール を注いでくれるハズだ。 あなたがビールを注ぐ場合、注ぎ方にも注意しよう。 右利きの貴方が右側の席の人に手の甲を下にしてビールを注ぐのは御法度だ。 (ちょっと無理な体勢の注ぎ方だが) これはこれから死ぬ人・死のうと思っている人が最期の晩酌をする場合の注ぎ方 であり、縁起が悪いからだ。 ビール瓶は両手でしっかり持って注いだほうが良い。 乾杯の場合は基本的に全部飲み干すこと。 後は相手の飲み具合を見ながら調節する。 相手が全部飲んでなければ、それにならえばいい。 グラスの酒が少なくなったと思ったら積極的に注ぐこと。注ぎ方はしっかりと両 手で。 酒の無い席ではお茶を注いで回るというテクニックもある。 この場合、注意しなければならないことが一つだけある。 注ぎ終わった後の急須やポットを置く際、注ぎ口を一緒のテーブルの人に向けな い、ということだ。 これは人を指さすのと同様で、失礼に当たる行為らしい。 中国ならではのマナーを身につけて、しっかり接待をしたいものである。 PR
企業たるもの利益を残さねば意味がない。
売り上げを大きくすることも大事だが、いかにして支出を抑えるか?これも重要 だ。 当社は基本的に移動は公共交通機関を使う。 つまりバスや電車だ。バスは一路線は大抵1元。開発区と市内を結ぶバスは2元 である。 軽軌道なら4元。タクシーは急ぎの時か荷物を運ぶ時しか使わない。 昼間はオフィスの照明を点けない。カーテンを開けて日差しを取り込む。 業務用の電気代は高いのだ。一般家庭用の10倍もする。 プリントアウトは必要最低限にすること。むやみに打印しない。 プレゼン用の立派な印刷は外でやる。 中国は紙代は安いがインクカートリッジが高い。社内のやりとりは基本的にメー ル。お客様に見せる資料だけプリントアウトする。 立派なオフィスなんていらない。固定費である家賃は極力抑える。 ちなみにオフィスの年間使用料は1万数千元。一ヶ月当たりなら今の自宅の部屋 の家賃と変わらない。 それでも広さは100平米以上ある。探せばこういう物件もあるのだ。 いくら中国で家賃が安いからと言っても、大企業でもないのにやたら立派なオフ ィスを構えている会社は要注意だ。そういう会社は日本からの過剰な投資で成り 立っている。投資額に対して売り上げが追いついてこない。 小さなオフィスでコツコツと頑張っている企業のほうが信用できる。 以上はウチの社長の弁。 毎週金曜日、開発区の学校で中国語を習っている。 マンツーマン指導だ。 妻との日常会話は問題無いが、仕事ではちょっとしたことでも通じなかったりす るとまずい。 また、私が外国人だということで、私に合わせて簡単な中国語で話してくれる人 ならいいが、普通にいろいろ話されるとまるでわからない。相手の言うことがわ からないのは仕事では致命的である。 こういった状況を打破すべく週一回の教室に通っている次第である。 なまじ中途半端に中国語が話せるせいで、先生方からは「本当に学校で勉強する 必要あるの?」と言われたが、実際仕事では支障が出ているわけで、基本のピン インからやり直してもらうことに。 やってみると、自分は「r」の発音がダメダメであった。 これは日本語には無い発音なので訓練するしかない。妻が息子の名前(ひろし) をちゃんと発音できないのを笑っている場合ではない。 (中国語には「ひ」という音は無い。だから妻の発音は「へぃろしぃ」になる。 「ヘルシー」に聞こえる。たしかに息子はいたってヘルシー(健康)だ が・・・) 先生にはとにかく発音は厳しくチェックしてもらっている。 最終的に目指すのは限りなくネイティブに近い発音。 ニーハオ、シェーシェー、ザイチェンなんて言ってたはるか昔が懐かしい。 (正確には、ニイハオ、シエシエ、ザイジエン) |
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プロフィール
HN:
大連太郎
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/06/09
職業:
技術職
趣味:
インターネット、DVD鑑賞
自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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