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中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の 筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
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昨年、毎週ラジオ番組の制作をしていた頃、編集素材(音声)や完成音声のバックアップをどうするか、で悩んだことがあった。
とにかく毎週番組を制作していたため、素材や完成音声のデジタル音声ファイルが2GBずつ溜まっていく。
編集に使っているノートPCのハードディスクは、すぐいっぱいになってしまう。
そうなったら編集に支障が出るので、日本から持ち込んだ外付けのハードディスクドライブに保存していた。
しかし、それもいっぱいになってしまった。

結局、完成音声だけCD-Rに保存して、素材音声はすべて廃棄した。
放送が終わってから番組の再編集はあり得ないから素材を残しておく必要は無いという判断だ。
日本の放送局や映像制作会社でも、よほどのことがない限り、素材をすべて残すことはない。一本の番組を制作するために用意する撮影用のビデオテープ(ロールと言う)は数十本から100本以上。ほとんどが使い回しのテープだ。
さすがに著名人や政治家のインタビューテープなどは残す。後で素材として使う機会が予想されるからだ。

話を元に戻すが、日本にいた時は、PCデータのバックアップはハードディスクで行なっていた。記憶容量当たりの占有体積が小さくかつコストも安かったためだ。
しかし、中国で生活するようになり、収入も現地採用レベルとなった現在、おいそれとハードディスクを買える身分ではない。コストパフォーマンスという点で、結局はDVD-Rを利用している。DVD-Rは一枚1.5元(約24円)。4.7GB保存できる。

DVD-Rは耐久性・保存性の面で不安があることは確かだ。
せいぜい2~3年保てば良いのではないだろうか。
たったそれだけの期間?と思われるかも知れない。しかし、よくよく考えてみれば2~3年も保てば充分だ。
PCで保存しておくデータで、2~3年後も必要とされるデータがいったいいくつあるだろうか?
私の経験からすると、2~3年前のデータなど役に立たないことがほとんどだ。

結局「新たに作り直しましょう。そのほうが良いモノができる。」

となるのがオチだ。
別に伝統芸能を扱っているわけでもなく、世の中、どんどん変化しているわけで、特に「お金になる仕事」というのは、得てして最新の情報やモノを扱うことが多い。古いモノは捨て去る運命にあるのだ。(古いモノを否定したくはないけれど)

ハードディスクのバックアップをとりながら「あ、コレもう要らないなぁ・・・」と思ったより残しておかなければいけないデータが少ないことに気づいた今日この頃・・・。
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HN:
大連太郎
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/06/09
職業:
技術職
趣味:
インターネット、DVD鑑賞
自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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