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中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の 筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
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「香菜」「白酒」「黄酒」「ビール」「タバコ」がOKで、
麻雀かトランプが好きな人なら、中国人と仲良くできること間違いない。

中国で生活していこうとするのであれば、少なくとも「香菜」と「ビール」は許容できないときつい。
女性であれば「ビール」は飲めなくてもかまわないが、男性であれば「ビール」ぐらい飲めないと、友達は作りにくいし、仕事もうまくいかないかも知れない。
「香菜」にいたっては、多くの中国料理で使われている食材であり、中国人の友人を作ったり、ビジネスで接待したり接待を受けたりする際、当然一緒に食事をするわけで、避けては通れない。

中国人たちは貴方の一挙一動をしっかり見ている。
ビールも飲めない、香菜も食べられないでは、彼らから相手にされなくなっても仕方がないだろう。

中国人が客をもてなす場合のスタイルは基本的には日本と同じである。
勧められたら素直に受けるのが礼儀だ。
ただし特に際だっている点を挙げるならば、「食べきれない程の料理を並べる」ことと、乾杯の作法、タバコだろう。

食べきれない程の料理を並べるのは、「私は貴方をこれほどまでにもてなしていますよ」「私は裕福ですよ」という意思表示だ。
ここでは日本の「残さず食べる」という礼儀は通用しない。というかやろうとしても無理だ。「満腹です」と言って残すのが礼儀だ。
出された料理の皿をやっとの思いできれいに平らげると、まだ足りないのだろうと追加の料理を注文されてしまう。それが中国式だ。

乾杯の作法としては、「乾杯」と言われたら基本的にはグラスを一気飲みするのが礼儀である。中国語の乾杯は「干杯」であり、文字通りグラスを干すのだ。
ビールであれば、中国のビールはアルコール度数が低いので、何杯でも「干杯」ができるが、白酒の場合は注意が必要だ。なにせ白酒はアルコール度数が最低でも50度以上である。白酒用の小さなグラスでも3杯を超えるあたりから酔いが回り始める。

タバコを勧められるのも中国ならではである。
結婚式の席では、定番の銘柄のタバコが各テーブルに置かれている。
新郎がタバコを配り、新婦が火をつけたりする。
食事の席でも、中国男性からすぐタバコを勧められる。
これは日本の「ま、一杯どうぞ」に相当するもので、タバコが吸える人ならば、素直に受けるべき習慣だ。火を点けてくれるのも「相手を立てる」行為である。
タバコを吸えない方ならば、「私はタバコを吸いません。代わりにビールでもいかがですか?」と切り返せばいい。

タバコも吸えない、酒も飲めないでは、全くらちがあかないわけで、日本では「ないないづくし」でもビジネスできるのだろうが、中国ではそうはいかない。

そういうわけで、私も工場長も以前は全く「タバコを吸わない人」だったのだが、仕事上、吸えたほうが商談がうまく行くことを知り、すっかり「吸う人」になってしまった(カラオケクラブで手持ちぶさたにならずに済むという効用もあったりして)。
日本では歩きタバコはダメだそうだが、大連では関係ないなぁ。
ホント、気楽です。
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誕生日:
1970/06/09
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自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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