中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の
筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した
りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
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仕事とプライベートで使っていたUSBメモリが壊れた。
原因は静電気。この手の半導体製品は静電気に弱い。大連は乾燥しているので静電気が起こりやすい。気をつけてはいるのだが、どうしてもダメなときは仕方がない。 さっそく電子城に買いに出かけた。 交渉の末、512MBのUSBメモリを90元で購入。2年前は256MBのUSBメモリが8000円はしていたことを考えると破格の安さである。 中国での買い物は現場で動作確認が常識だ。 頼んでいなくても店員は動作確認をして、「ハイ、動きますよ」と見せてくれる。 日本では考えられないことだが、中国では初期不良品が多い。 店頭で動作確認すると5回に1回ぐらいの割合で故障品に出会う。 確認せずに故障品を買ってしまった時は、また店に行って状況を説明し、実際に確認してもらい、レシートを見せた上で交換....。つたない中国語で会話しながらであるから、非常に面倒だ。 だから、買う時に必ず動作チェックすることをお薦めする。 どうしてこのような初期不良品が市場に出回ってしまうのか? 生産管理がちゃんと機能していないのである。 日本向けの工業製品は厳しい生産管理が行われているので、日本で製造されたものとなんら変わらない品質である。不良品は検査で取り除かれ、不良率が高ければ、原因を徹底究明し、改善する。 この当たり前のことが出来ているのが、いわゆるブランドなのである。 私の彼女もそうだが、買い物の際の「目利き」はたいしたものだ。私などのチェックは甘い。彼女が選んでくる物は品質が確かなものばかりだ。 中国の消費者はニセモノや粗悪品が大量に流通している市場で、たしかな品質のものを見つけ出す。 もしかしたら、中国の消費者は「世界一目利きに長けている」のかも知れない。 PR |
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プロフィール
HN:
大連太郎
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/06/09
職業:
技術職
趣味:
インターネット、DVD鑑賞
自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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