中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の
筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した
りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 開発区に引っ越してからの通勤は以前よりも更に楽だ。 2ブロック歩くだけ。 マイカルの前を歩いていると、ビジュアル系パンクバンドのようなヘアスタイルの男女の若者が客引きをしている。どうやらマイカルの中にある美容室のスタッフらしい。 連れてきたお客の売り上げが自分の歩合に影響するのだろう、彼らは必死に客引きしている。 彼らのターゲットは若い女性がほとんどだ。 大連では長髪の男性は少なめなのでこういうことになる。 それだけ丸刈りの男の子が多い。 こういうお店ではカットだけなら、おそらく15元ぐらいだろう。 パーマをあてたりカラーを入れたりすると数十元以上になる。 まぁ、最高でも300元ぐらいだと思うが。 大連での流行は韓国のスタイルを追っている。 若者は結構奇抜なヘアスタイルを好むようだ。 中国人はおそらく世界一の見栄張り民族だ。 自分の存在を際立たせるものにはお金を惜しみなく使う。 ヘアスタイル、化粧、衣服、携帯電話、アクセサリー、クルマなどなど。 また「カッコイイ」とされる感覚は日本人とは明らかに違う。 日本人ならハデ過ぎて引いてしまうようなデザインがウケルようだ。 ヘアスタイルについて冒頭に「ビジュアル系パンクバンドのような」と書いたのはまさしくそれだ。 街中で可愛い女の子をよく見かけるが、ヘアスタイルがビジパンしてるのが非常に悔やまれる。イヤ、別に悔やんだからといって何がどうこうするわけではないのだが・・・。 友人知人の美容師が大連に進出する計画を立てていたり、すでに進出している連中もいるようだが「成功している」という話は少ない。 大連で成功している日系美容室は私が知ってる限りでは2~3つぐらいだろうか。 日系ということで価格設定はもちろん高め。やってくるのはお金持ちのオバサマばかりである。オバサマは「日本」ということでクオリティを信頼してやってくる。 しかし、日本のスタイルだけを押し付けては成功しない。中国のエッセンスを加えなければダメだ。例えば「マダム」のような髪を後ろにまとめたスタイルで、キラキラ光る飾りを入れるとか、日本ではそういうハデな演出は嫌われるが中国では喜ばれる。 美容師としての技術が一流であれば、中国語はできなくとも問題はない。 店の前での路上パフォーマンスも有効だ。(実際にやってるのをよく見かける) とにかく暇な人が多いので、イベントモノにはやたらと人が集まる。無料ならばなおさらだ。 自分に美容師としての技術があったら、ぜひやってみたいのだが・・・。 おそらく中国的には技術よりも資金力や経営面がネックになるのだと思う。 ある程度日本で成功されている方なら資金の面では問題ないだろう。 後は信用できるパートナーを経営に加えること。自らが最高経営責任者となって現地に駐在すること。 知り合いの美容師に声かけてみたけど皆余裕ないみたいで・・・、まぁ現実はそんなもんだろうなぁ。 PR |
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プロフィール
HN:
大連太郎
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/06/09
職業:
技術職
趣味:
インターネット、DVD鑑賞
自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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