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中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の 筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
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年末年始も仕事です。
自分でも働き者だと思います。

今回、吉林や瀋陽に行ってみて判ったことが一つ。
中国は都市によってタクシーの料金が違うということ。
大連は初乗り3kmまで8元。瀋陽も同じ。
しかし、夜10時以降は、大連は10元。瀋陽は9元です。
これが吉林になるとどうなるか。
彼女の実家のある場所は農村で、いわゆる普通の公共タクシーと言われるものがありません。公共タクシーは彼女の実家から100km離れた長春にあります。
(ちなみに長春までの白タク料金は40~50元で3時間かかります)

長春のタクシーは初乗り2.5kmまで5元。
中国東北地方の大都市の一つとは言え、大連よりも物価は安いです。
その他の違いとしては、大連のような高層建築が無いということ。高級車も少ないですね。(大連に高級車が多すぎるのですが)町中ではリッターカーや軽自動車が多く見受けられます。

今回、わざわざ遠く離れた長春に来た理由は彼女との結婚手続きのためです。
中国では戸籍のある地域の役所に届けを出す必要があります。
長春の市街の外れにある外国人との結婚手続きを受け付ける役所には、既に三組ほどのカップルが来ていました。
手続きを待つ間に、そこにいる人たちを観察していたら、日本語を話すおじさんが約一名...。どうやら二組のカップルを引率している感じです。
なるほど、いわゆる「結婚仲介業者」さんですね。

私たちの前のカップルは30歳ぐらいの背の高い日本人男性と22~23歳ぐらいの可愛らしい中国人女性。初々しい感じです。
もう一組のカップルは額のかなり後退した背の低い50代の日本人男性と髪の毛を少し赤く染めた30歳ぐらいの派手な中国人女性。
おそらくすべての手続きが済んだら、日本で生活するのでしょう。
知人が結婚仲介業をやっているのですが、実際の手続きの現場は初めて見ました。

今回、吉林の彼女の実家へ行って寝泊まりして感じたことがあります。
それは、中国人女性、それも農村地域の女性と結婚するということは、彼女のお母さんお父さん家族をひっくるめて、将来に渡って関わりを持つ、それは経済的な援助も含めてということですが、そういう「責任」を負うのだということです。
中国の習慣は知識として知っていましたから漠然とした覚悟はあったのですが、上下水道も無く、毎日風呂に入ることはできず、厳しい気候の中、自給自足で生活をしていくという農村での生活を実際に体験した後では、「オレががんばって、もっと楽な生活をさせてあげたい」という並々ならぬ決意を持つに至りました。

便利な都会での生活、地方でも何不自由無い日本での生活に慣れ親しんでいる日本人の男性は、安易に中国人女性と結婚する前に、ぜひ彼女の実家で一週間ぐらい寝泊まりして、中国の農村の生活を体験することをお薦めします。
どうして若者が次々と都市へ出稼ぎに行き、実家へ仕送りするのか?
どうして農村の女性が日本人男性と結婚し、日本へ行きたがるのか?
これを「本当に」理解できた上で、なおも結婚するのであれば、きっと幸せな結婚生活が送れるに違いありません。

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大連太郎
年齢:
54
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男性
誕生日:
1970/06/09
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技術職
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自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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