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中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の 筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
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突然、なんとなく中国東北地方近代史を調べてみようと思ったりした

風邪がまだ完全に直らず、昨夜は下痢に苦しんだ。
トイレを何度往復したか覚えていない。

あまりよく寝ていないまま朝を迎えた。
妻からの電話。すぐ診療所へ行けと言う。
やらなければならないことが他にあるのだが、とりあえずこのままではヤバイと思い、素直に近所の診療所へ行った。

入口の右脇に白髪でやや無精ひげを生やした白衣のお爺さんがタバコをくゆらしながら立っていた。
3日前に診療をしてくれた、あの先生だ。

先生に手招きされるまま診療所の中に入る。
まずは診察だ。
下痢がひどくて困っていると伝える。
一応体温計を渡された。今となっては懐かしい水銀を使った体温計だ。

体温を測っている間、当然のことながら世間話になる。
しかし、先生の発した言葉は日本語だった。

「いしや」

ん?

「説什麼?」(何と言いました?)

「Doctor...」

あぁ、「医者」ですね。

「かんごふ」「ほん」「えんぴつ」「あたま」「あし」...

自分の知っている日本語を話す先生。
お年を訊くと70歳だという。
その年齢で日本語を話すということは、もしや...

「nin学習日語在那里?」(あなたは何処で日本語を習いましたか?)

「国民学校...。二个年」

やはりそうだった。
先生は、かつてこの地が「満州国」と呼ばれた頃、同化教育の一環として行われた占領地の中国人に対する日本語教育の生き証人だったのだ。

20代や30代の若者が日本語を話すのとは違う。
彼らは仕事のため、日本と積極的に関わるため「自ら進んで」日本語を勉強した。
しかし、先生の世代は「自らの意志に関係なく」日本語を学習させられたのだ。


那个時候、我的爺爺在満州国。
(かつて私の母方のお爺ちゃんは満州国にいました。)


しかし、その先は言葉に詰まってしまった。

お爺さんが何のために満州に居たのか。
母によればお爺ちゃんは戦闘機のパイロットだった。
関東軍所属かどうかは知らないが、終戦間近には、満州国に居たそうだ。
その後行方不明となり最終的には戦死扱いになった。生前、お婆ちゃんはお爺ちゃんの恩給で生活していた。
でも、そんなことは先生には関係のないことだ。

大連という街を少しずつ知るにつれ、いや、中国で生活していれば否が応でも日中の戦争の歴史に対面せざるを得ない。
今まで私はそういう過去の出来事から距離を置いてきていた。
しかし、現在自分の居る中国東北地方は、20世紀初頭に大勢の日本人が訪れ、中国の人々と良い意味でも悪い意味でも大きく関わった「地」なのだ。

教科書だけで勉強した歴史はまるで自分に関係のない他人事=ファンタジーと思えるような話だった。戦後に生まれた世代の中国に対する認識はそんなものだろう。
ところが、実際に大連に来て、妻と結婚し、東北地方を旅するようになって、学生の頃苦手だった近代史に興味を持つようになった。
日本の近代史はまさしく亜細亜・中国との関わりだ。

せっかく中国にいるのだから、ちょっと歴史を追ってみようかと思った。
下調べはインターネットでできる。良い時代だ。自分が小学生の頃にはこういう便利なモノは無かった。
後は中国の博物館や図書館を調べてもいいし、実際の歴史的な場所を訪れるのもいい。
他にもいろいろ構想はあるんだけど、実現できるかどうかわからないし、つーか実際にやろうとすると今の仕事続けられないから、まぁ、そのうちね。
一つ楽しみができたな。
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中国の爆竹は「悪魔を追い払う」という意味で鳴らすと前に聞いたことがある。
あの音のデカさなら確かに悪魔も逃げ出すだろう...。

今日、帰り道歩いていたら、すぐ傍で爆竹が爆発して肝を冷やした。
爆発音というのは「非日常な音」であるから、本能的に体が防衛反応してしまう。
予想しない何かから守ろうと身構えてしまう。
実に気分が悪い。

大連は楽しい街だが、この爆竹だけはどうしても苦手だ。
五日後の17日は大晦日。街中で大騒ぎになる。


喉の痛み、関節の痛み、発熱。
妻が帰省中なので、一人で病院に行ってきました。
点滴4本と飲み薬。しめて120元。

夜、日本から電話。
問題発生。至急対応しなきゃならない。
とりあえず事務所へ。
病気の時ぐらいはゆっくりしたいけどそうもいかない。
一時間でケリがついた。
自分で自分を褒めてあげたい。偉いぞわたし。

さぁ、帰って寝るとしよう。


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HN:
大連太郎
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/06/09
職業:
技術職
趣味:
インターネット、DVD鑑賞
自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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