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中国大連の開発区のとある印刷工場でお勤め中の 筆者がなんとなくと言いつつもたまに本気出した りしなくもない勢いで書いてみたりする日記。
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事務所があるオフィスビル。
16階建てなんだけどエレベーターが2機しかない。
いつも待たされる。


事務所は上の階。階段登っていくのは、ちょっとな~・・・という微妙な階数。
「上」のボタンを押して、エレベーターが下りてくるのを待つ。
後からやってきた男性が「下」のボタンを押した。
地下2Fには銭湯がある。
しかし、銭湯に来たという格好ではない。
中国の銭湯はタオル・シャンプー・石鹸等は持参だ。
その人は荷物は何も持っていない。


エレベーターが到着した。
皆さんお分かりのように「下り」のエレベーターは「下」のボタンが押してあれ
ば、先に下の階へ行く。
「下」を押した男性は当然のようにエレベータに乗り込んだ。
そしてエレベーターは地下へと向かった。


しばらくして先ほどのエレベータが地下から上がって来た。
ドアが開くと先ほどの男性が乗っていた。


あなたが「下」ボタンを押さなければエレベータは1階で折り返して上昇したか
も知れないのだ。わかってる?


この男性だけではない。
他にも下の階へ行くわけでもないのに「下」のボタンを押す人がなんと多いこと
か。ボタンをたくさん押せばエレベータがすぐやって来るとでも思っているのだ
ろうか?それとも早く「下りてこい」と指示するつもりで「下」向きのボタンを
押しているのだろうか?


たぶんエレベーターの正しい使い方を知らないだけなのだ。


エレベーターの使い方の例にあるように、中国では日本の常識は通用しない。
例えば人を雇う時は筆記テストをやるそうだ。
開発区のとある工場では入社テストで簡単な算数の問題を解かせる。
工場はただモノを作っているだけではない。
「棚卸し」で部品在庫を勘定しなければならない時がある。


3段積みの段ボールが8列ある。合計で何箱あるか?


単純な「九九の掛け算」だ。
しかし、九九ができなければ一個ずつ数える羽目になる。
それでは効率が悪すぎる。


だから入社テストをするのだ。


中国へ来て「教育の重要性」を身にしみて感じた。

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プロフィール
HN:
大連太郎
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/06/09
職業:
技術職
趣味:
インターネット、DVD鑑賞
自己紹介:
中国大連開発区のとある印刷工場でお勤め中。
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